子育てにまつわる「当たり前」という言葉に、子育て中のパパとママが、翻弄されてしまうことがあります。
この「当たり前」というキーワードに惑わされて、子育てや夫婦関係が大変にならないようにしていくためにはどうすればよいのでしょうか。
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子育ての大変な時期に、ママ自身のことは二の次って当たり前?
昔のお母さんは、子育てをするのに髪を振り乱して…なんて表現があり、自分のことに構ってないで、子供を育てるのが美徳とされてきたようです。
そうやって子供を育てなければ、大変な時代だったのだと思いますし、そういう育て方がいいということも、一理あるとは思います。
しかし、時代が違いますし、実際にある程度の息抜きも必要、そしてまるっきり子供ベッタリなのもどうなのかと。
今は、家電も充実していますし、ママさんたちもおしゃれです。雑誌を見れば、ママの読者モデルさんが活躍している時代ですよ。
それに、昔のお母さん方だって近所の人とお茶飲みしてたじゃないですか。
子供が小さいうちは、どうしても付きっきりになってしまいますし、目も離せないとは思いますが、お昼寝をしている間に好きな事をしたり、子供同士を遊ばせている間に、おしゃべりするのはいいと思いますけど。
たまには、子供をパパにお願いしたり、一時保育に預かってもらうことだって、悪いこととは思いません。
むしろ、ストレスを溜めてイライラしているママより、笑顔のママの方が、子供や旦那さんにとってもいいのではないでしょうか。
子育てに支障のない程度に、上手に息抜きをしたり、おしゃれを楽しんだりして、あっという間に過ぎてしまう子供との時間をHAPPYに過ごして下さいね。
子育てと家事は妻がするもの…大変だけど当たり前?
生まれて間もない頃は、赤ちゃんのお世話で付きっきり。
はいはいや歩き出したりするようになると後追いが始まり、この頃ちょうど離乳食も始まり、部屋は片付けてもすぐ散らかす、外遊びも盛んになってきます。
子供に振り回されっぱなしのこんな状態で、家事もこなさなければならないけど、なかなかはかどらない。それが毎日。
共働きをしているなら、なおさらです。
お仕事をしているパパも、もちろん大変なことはわかりますが、この頃のママの大変さも理解してあげてほしいと思います。
ちょっとしたことでも協力してもらえると、とても助かります。
「家事・育児は女がするもの」それはひと昔前のこと。
役割分担も大事かもしれませんが、「お互いの思いやり」こそが大事なのではないでしょうか。
ましてや、子供は夫婦で協力して育てる、それが基本だと思うのです。
とは言っても、協力してくれないパパが意外と多いのも事実です。
言い方や頼み方を、ちょっと変えてみたり工夫してみたりしてはどうでしょうか。
「〇〇してよ!」を「パパと遊んだほうが機嫌がいいみたい」「一緒にお風呂入りたいんだって」など。
この育児LIFEでは、このような問題を取り上げた記事が他にもありますので、参考になさって下さい。
ママが一番大変なこの時期に、協力しなかったり、子供と関わらなかったりすると、その後の夫婦関係や親子関係がうまくいかなくなってしまうことがあります。
家族がいつまでもいい関係でいられるためにも、お互いに思いやりを持って、相手のために何をしてあげたらいいのか考えて、行動することができるといいですね。
子育てが大変だからと、当たり前のように夫が家事をさせられる
精一杯仕事をして疲れて帰ってきて、しなければならない家事があったら、うんざりしてしまいますよね。
職場で気を遣っている分、家に着いたらホッとしてゆっくりしたいと思います。
最近は、「イクメン」という言葉が、パパたちを縛り付けてしまっているのかなあなんて感じる時もあります。
前述しましたが、小さいお子さんを抱えているママは、身体的にも精神的にもかなりキツイので、パパのサポートが必要です。
しかし、家族が暮らしていけるだけのお金を稼ぐということも、実際大変なことです。
もしも、ママの仕事としてできることなのに、甘えて「イクメン」に便乗してるとすれば、それってどうなの?って思います。
「自分が大変」とお互いに主張すのではなく、本来ならば、お互いのことを気遣う思いやりが大事なのではないでしょうか。
ママも慣れない子育てでストレスがあるのだと思います。
もしかしたら、不器用なママなのかもしれません。
役割分担ができればそれに越したことはありませんが、ここは自分の力量のレベルの方が高いと自負し、ママを助けてあげてほしいかなと思います。
子供が大きくなれば子育ても少し落ち着くと思いますので、パパにとってはとってもとっても大変なことですが、頑張って乗り切ってほしいと思います。
子育てが大変なのは当たり前ってわかっているけど辛い
<子育てが大変=当たり前>の公式は当てはまらないと思います。
なぜなら、子育ての大変さは、手の掛かる子、掛からない子、子供の数、年子、双子、その子供の気質や環境にもよって違います。
また、ママの性格や気質によって、子育てが大変と感じるかどうかにもよります。
それから、その親子を取り巻く環境、夫が子育てに協力的かどうか、近くに頼れる人がいるかどうかなどでも違ってくると思います。
もし子育てが大変でどうしようもなくなった時は、「当たり前のことだから」なんて一人だけで頑張ろうとしないで、周りに助けを求めてください。
頼る人がいないならば、最寄りの保健センターなどに相談してみるといいと思います。
どのママも十分頑張っていると思うんです。
それでも時には、子供が可愛く思えない時だってあるかもしれません。
どうか自分を責めないでください。
周りのママだって、いつも笑顔で子供に接しているけど、そういう時もあると思います。
子供が大きくなるにつれて、どんどん楽になっていきます。大丈夫!もう少しで乗り切っていけますよ。