赤ちゃんが可愛くないわけじゃないのに、イライラして夫に当たってしまったり、食欲がなかったり、これって、育児ノイローゼなの?それともうつなの?と心配になってしまいますよね。

うつは病気。育児ノイローゼは程度の差こそあれ、誰でも経験することです。その見分け方と対処法を考えてみました。

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育児ノイローゼはだれにでもあること。

新生児の頃、産後うつやマタニテイブルーという言葉を聞くことが多くあります。そのせいで、育児のストレスで、もう限界かもと思い出すと、私はうつなのかも、と考えることがあります。うつと育児ノイローゼは違います

大きなお腹で大変な妊娠中、そして出産後の睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ。普通に考えても誰でもストレスが溜まりますし、体もボロボロです。

そこへ持ってきて、みたこともないエイリアンみたいなものの世話をしなくてはいけない。それも誰も手助けがない、話を聞いてくれる人もいない、誰だって、ノイローゼになります

よほど、のんきか、赤ちゃんがとても良く寝てくれる、お乳を飲んでくれる、夫が手伝ってくれる、親がなにかとヘルプしてくれる、なんて素晴らしく羨ましい環境の人はほとんどいません。

みんな同じように、わからない育児に泣きながら奮闘しているものです。

 

うつは心の問題ではなく、病気です。

では、うつと育児ノイローゼの違いはどこで見分けたらいいでしょうか?

まず、あなたはあかちゃんが寝返りを打った、初めて立った、言葉を発した、そんな時、どんな感情が湧きましたか?

「あ、立った! 立ったよー!」と誰かに言いたくなって嬉しくて嬉しくてカメラに収めたのではないですか? そんなあなたはうつではありません。簡単なことです。

子供の成長になんの関心もない。ご飯が美味しく感じられない、眠いのに、夜寝られない。夜中に何度も起きてしまう。朝も早く目が醒めるので、一日中ぼーっとしている。憂鬱ですぐに涙が出る。

そんな状態が続いたら、うつを疑いましょう。また、子供がもう2歳を過ぎている場合は、ホルモンのアンバランスというよりはこちらもうつを疑ったほうがいいかもしれません。

 

しかし、自分で勝手に考えるのはいけません。専門の病院で診断を仰ぎましょう。もしかすると、育児ストレスの緊張で不眠症になっている場合もあります。

そのときは軽い睡眠薬を処方されるので、案外それを飲んでぐっすり寝ると、あれ?と気分爽快になる時もあります。睡眠も大切です。

 

まずは、授乳中であれば、行きつけの産婦人科で話を聞いてもらって、精神科や心療内科を紹介してもらうのがいいでしょう。結構ハードルが高いように感じますが、精神科のクリニックに行くと、ああ、こんなに悩んでいる人がいるんだと思います。

うつは病気です。治療で直しましょう。今はいいお薬が出ています。

育児ノイローゼでも、うつでも、一番大切なのは自分です。

家族や友人などで、授乳中なのに薬を飲むことに抵抗を感じる人がいると思いますが、授乳をやめればいいのです。粉ミルクにすればいいことです。母乳がいいことは百も承知です。

でも、あなたの命はもっと大事。生きてこその母親です。こんな小さい時の一時期、お母さんがちょっとしんどいときは、育児を他の人に預けてもいいし、子供も覚えちゃいないのです。

じっくり体を治して、また子育てに向かえばいいのです。

 

育児ノイローゼも、その元となる育児から、短時間でもいいので、離れてみましょう。それができない、と思い込むのではなく、パートに出る、保育園に預ける、夫の休みに出かける、どうしたら離れられるか、計画を立ててみるのもいいですよ。

大切なのは自分です。子供にとっても、旦那さんにとっても、あなたにとっても。