よく、年配のご婦人の方が、「女の子で良かったね~」とおっしゃられている場面を目にすることがあります。
しかし、その一方で、女の子が生まれたことによって、子育ての悩みを抱えているお母さんがいらっしゃいます。
その中でも、子育てのストレスにもなりかねない、3つの悩みについて考えて参りましょう。
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女の子が生まれたけど、子育てしていく自信がない
- 自分の容姿に似ているのが嫌
- 母親との確執が、自分と娘の将来を不安にさせる
- 女性の群れを作る習性に、子供が巻き込まれるのではないかと心配
娘を見た時に、自分とそっくりで嫌に感じるという気持ちは、何となくわかる気がします。
また、母親との確執、女性の習性についても、多くの女性の悩みのテーマとなっているのではないでしょうか。
この3つの悩みは、自分自身に自信が持てないということが、大きな原因になっている場合があります。
その多くは、母親からの影響が強かったり、否定的に育ってきたりしたことで、知らず知らずトラウマのようなものが、積み重なってきたためではないかと考えられます。
そこで、このように考えてみてはどうでしょう。
自分と母親との間の、引きずっている未解決の問題に向き合うヒントとして、女の子が生まれてきたのではないでしょうか。
まず、母親との関係がなぜそうなのか、掘り下げて考えてみることが必要になってきます。
記憶を辿って、親との関係を注意深く思い出し、何が嫌だったのか、何が嬉しかったのか、書き出してみるのも1つの手なので、ぜひ試してみて下さい。
そうしていくと、まわりまわって、自分の子供であっても、自分とは違うひとりの人間で、自分の思い通りにはならないということに、気付かされることでしょう。
自分の育った環境をクリアにして、親とは違う自分流の子育てにチャレンジしてみてはどうでしょうか。
そのためには、知識を持つことが重要です。
本を読んだり、セミナーに参加したりするだけで、意識がガラリと変わりますよ。
そうすることによって、自信がついて、自分自身が変わってきます。
自信をもって、子育てを楽しみ、ご自分もお子さんも、どうぞ、より良い人生を送ってください。
娘がパパにベッタリ!寂しい気持ちになる私はおかしい?
パパが、とてもまめで気配りができる方だと、ママとしてはとても助かります。
しかしその反面、パパ中心になってしまい、ママは少し寂しい気持ちになるかもしれません。
「寂しい」という気持ちになることは、おかしいことではありません。
人間は、根本的に、誰かの役に立ちたいという欲求があるものです。
何かの役に立って、心が充実して、人間は喜びを得るのではないでしょうか。
それから、「中心でありたい」という欲求も、人間、誰でもどこかにはあると思います。
ここで、何が一番大事なのか、考えてみましょう。
一番大事なのは、「子供」ですよね。
難しいかもしれませんが、欲を出さずに、何が子供の為になるのかを冷静に考え、行動すること。
将来に向けて、今を大事にすること。
雑念が頭をよぎったら、そう切り替えること。
自分の時間がなかなか持てないと、ストレスを感じるママが多い中で、パパが子供の面倒をみてくれるということは、自分の時間を比較的作りやすい環境であるといえます。
子供の成長は、あっという間です。
忙しい子育ての中で、少しでも自分の時間が確保できるのなら、将来の為に何かしておくことをお勧めします。
例えば、簡単な事でしたら、趣味や好きな事をしたり、本を読んだりする。
もっとできそうかなと思えば、何かを勉強したり、資格にチャレンジしたり。
娘さんが大きくなれば、買い物に出掛けたり、年頃ならではの悩みの相談など、やっぱりママだと思います。
その頃になると、かえってパパの方がやきもちを焼くかもしれませんよ。
そして、あの時、自分の時間を持てたことによって、これをやっていて良かったと思える時が、きっと来ますよ。
子供が女の子だけで、満足しない父親
命がけで出産したのに、ご主人に、女の子でがっかり、なんて態度をされると、辛いですよね。
男の子が生まれてきてからの事を、いろいろと想像されていたのですね。
お気持ち、わからなくもないです。
きっと、ご主人は、あまり不自由さを感じずに育ってきて、結婚して、子供を授かってと、比較的順調に生きてきた方、幸せな方なのだと思われます。
しかし、子供は、親の為に生まれてきたのではありません。
何かの折に、こうお話しできればいいのですが、なかなか難しいですよね。
これから長い年月、子育てをしている中で、多少なりとも、いろいろな試練が待ち受けています。
幼児期、小中高、大学、社会人、結婚、夫婦自身の事、ご両親の事、その時々の問題が発生する度、無我夢中で、家族一丸となって乗り越えていくうちに、ご主人の意識も変わってくるはずです。
そためには、
- みんなで、パパを立ててあげるようにする
- なるべく、笑顔で家族に接して、楽しく暮らす
笑顔の絶えない家族に囲まれて、幸せだと感じれば、男の子か女の子かなんて、どちらでもいいことに気付くかもしれません。
今は、ご主人のちょっとした言動に、不安になることがあるかもしれませんが、ご夫婦で、この家族で良かったと思える時が、必ず来ます。
また、お墓の問題も、何が一番大切なのかをわかってくれば、解決できることではないでしょうか。