子どもが園に行っている時間は働きたい、そう思っているママも多いはず。
ただ、最近の保育園事情は狭き門。
泣く泣く働くことを諦めてはいませんか?
けれど、今は幼稚園でも「働くママに優しい」幼稚園もかなり増えてきています。
それには私立幼稚園がおすすめです!
そこで今回は、保育園ではなく、幼稚園に通わせながら働きたいママ必見!働ける私立幼稚園の選び方のポイントをまとめてみました。
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私立幼稚園が働くママにおすすめなワケ!
保育園ではなく、幼稚園にしようと決めたら、次は幼稚園選びが始まります。
幼稚園には以下の4種類があります。
・国立幼稚園
国立大学付属の幼稚園。
入園選考にいわゆる「お受験」が必要。保育時間は短め。
・公立幼稚園
自治体が運営している幼稚園。
保育時間は短め。園バスがある園が少ない。
・私立幼稚園
民間が運営している幼稚園。
園によって保育時間や設備が異なる、規模も様々。
・認定こども園
保育所と幼稚園の特徴を合わせた園。
入園には条件があり誰でも入れるわけではない。
幼稚園の各タイプを見てみると、ママが働きながら通わせるには、私立幼稚園がもっとも条件が合っています。
ただ、私立幼稚園は園によってその教育方針や保育内容も様々です。
次の章からは、私立幼稚園の中でも、より働きやすい園を選ぶポイントをみていきしょう。
私立幼稚園の選び方① 園の教育方針・信念
私立幼稚園は、園ごとに教育方針や力を入れているポイントが異なります。
働くか働かないかに関わらず、ここはきちんとチェックしておくべき点です。
「自由にのびのびと」なのか「社会のルールを守る」のを重視しているのかで、園の普段の生活内容や先生の指導も全く変わってきます。
子どもの性格を考慮したり、親として子どもにどうあってほしいか、どう育ってほしいかという想いに沿った幼稚園かどうかをしっかり見極めることが大切です。
また、宗教を取り入れている園もあり、宗教ならではのイベントがあることも。
無宗教な家庭が多い日本ですが、そのイベントに抵抗が無いかを家族で話し合っておくことも必要です。
私立幼稚園の選び方⓶ 設備やカリキュラム
園の方針が異なるように、園によって、子どもたちが1日をどう過ごすかはかなり変わってきます。
朝から帰りまでずっと自由遊び中心の園なのか。
それとも、ひらがなやそろばん・英語をはじめとした勉強系なのか。
ピアノ、サッカーといったお稽古ごと、鼓笛といった集団で行う活動を取り入れている園もあります。
自由遊びもお稽古事系も、両方取り入れている園ももちろんあります。
その取り入れる時間の割合や熱の入れようも実に様々。
また、設備が整っている園であれば、そのカリキュラムの幅もグンと広がります。
年間を通して使える温水プールがあったり、体育館を持っていたりと、設備の差はかなり大きいでしょう。
ただ、設備が立派だから子どもに良い、というわけではありません。
子どもにやらせてあげたいな、と思うカリキュラムがあるかどうかです。
もちろん、幼稚園外でお稽古してもいいわけですから。
しかしやはり働くママにとって、幼稚園降園後に習い事の教室に通わせることが時間的に難しいことも多いですよね。
そうなると、やはり幼稚園の保育時間内にお稽古事ができる、というのはかなり魅力的です。
また、子ども側にもメリットがあります。
普段生活の場で同じ園仲間とできるので、場所見知りや人見知りもなく、のびのびと取り組むことができるのです。
子どもが興味のある分野のカリキュラムに力を入れている園なら、子どもの可能性を高めてくれることでしょう。
確認しておく必要があるのは、月謝のこと。
保育料に含まれている場合もあれば、希望者のみ別途月謝を払う場合も。
月謝を別途払って習わせるかどうか、費用対効果などの検討は先にしておくことをおすすめします。
習わせたいカリキュラムがあるかどうか、月謝の有無の確認は必ずしておきましょう。
私立幼稚園の選び方③ 行事と親の出番
日本の四季に合わせた様々な行事が幼稚園では行われます。
どのタイプの幼稚園でも、運動会や発表会(お遊戯会)、ひな祭りなどはありますが、私立幼稚園は園独自のイベントがある場合も多いのが特徴です。
例えば、遠足、音楽鑑賞会、観劇会など、規模が園ごとに全く異なります。
宗教を取り入れている園では宗教色の違いでイベントも変わってきます。
キリスト教であればクリスマス会が一年で1番盛大な行事であったり、仏教系なら会すらありません。
行事やイベントは子どもたちにとって、様々な体験ができるため、メリットも大きいところ。
ですが、実はその回数が実は、親の出番に比例している場合も多いのです。
行事ごとに親の出席が必要となると、働いているママは仕事を当然休むことになります。
やはり頻繁に休みを取らなければならないとなると、身体的にも精神的にも負担になりますね。
どれくらい親が積極的に行事に関わっていくタイプの幼稚園かは事前に把握しておきましょう。
親の出番が必須なのか、任意なのか、年間どれほどの行事があるのかを知っておくことで、会社にもきちんと年間の休日計画を知らせることができます。
休むとき肩身の狭い思いをせずに済むでしょう。
幼稚園の選び方④ 延長保育
昨今のライフスタイルの変化により、幼稚園も通常保育時間に加えて、延長保育を実施する園が増えています。
公立幼稚園でも実施している園もありますが、やはり私立幼稚園のほうが断然時間が長いのが特徴です。
とはいっても、その延長保育も園によって異なります。
早朝の保育があったり、保育園並みの夕方保育が可能であったりと、事前に時間を確認しておきましょう。
夏休みや冬休みなど長期の休み期間も利用できる園もあります。
保育園への入所が難しかったけれど子どもが幼稚園に行き始めたら働きたい、という場合はこの延長保育はかなり重要ポイントですね。
また、延長保育料金やシステムも園によって様々です。
せっかく働いても、延長保育料でほとんど消えてしまっては本末転倒ですよね。
入園前に料金や延長保育時間を複数の園で比較することをおすすめします。
私立幼稚園の選び方⑤ お弁当 OR 給食
幼稚園でのお昼はお弁当なのか、給食なのかで、かなり朝のバタバタが変わってきます。
フルタイムで働く場合や、他の家族の時間の兼ね合いで朝用意するのが難しい場合は、給食がある幼稚園が良いかもしれませんね。
園によってはお弁当か給食かを週ごとや日ごとに選べることも。
どういうお昼のシステムをとっているかも要チェックです。
便利な給食も、やはり給食費もかかってきます。
給食を利用したい場合は、給食費が月単位・年単位でどれほどになるのかをきちんと調べておきましょう。
同じ私立幼稚園でも園によってかなり異なりますので、事前の情報収集や他の園との比較はかなり大切です。
ただ、やはり通うのは子ども。子どもに合った幼稚園の中で、さらに働ける条件が揃った幼稚園かどうかをチェックしてみてくださいね。