そろそろ離乳食かな、と思い始めたらついつい早くあげたくなってしまうのが親心。

また、我が子と同じ月齢や小さい月齢の赤ちゃんが離乳食を始めた、なんて聞くと焦ってしまいますよね。

でも離乳食を始めると同時にアレルギーの心配も始まります。

実は、離乳食スタートが早いか遅いかでアレルギー発症のリスクが変わってくるんです。

そこで今回は、離乳食スタートが早いとアレルギーっ子になりやすい理由3つをまとめてみました。

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離乳食が早いとアレルギーっ子になりやすい理由① 内臓が未発達

離乳食開始時期の赤ちゃんは新生児の頃と比べて成長著しいのは確かですが、実は内臓はまだまだ未成熟。

当然、消化器官も口から入ってきた食べ物の分解が上手くできません。

そのため、成長すればきちんと体に合った分解ができる食べ物も、うまく分解されずそのまま吸収してしまうことになります。

そうすると体が危険だと反応して、アレルギー症状を起こすことになります。

 

これは食べる量にもよりますが、赤ちゃんのウンチを見ると消化できているかどうかが良く分かります。

離乳食で与えた人参やほうれん草などのペーストが、そのままウンチで出てしまっていませんか?

これは消化が上手くできていない証拠なんです。

 

赤ちゃんの内臓は「ざる」のようだともよく言われます。

栄養の吸収が十分できないのはもちろん、逆に、体に必要のないものを除去するフィルター機能が完成していないのです。

内臓機能の発達はママが目で確認できない分、やはり月齢やウンチで判断するしかありません。

ですので、きちんと分解できると思われる月齢になるまでは、離乳食のスタートは焦らず待つことが大切です。

 

離乳食が早いとアレルギーっ子になりやすい理由⓶ 進め方が早くなる

離乳食スタートが早くなると、全体的にスケジュールも前倒しになりがち。

つまり、生後5ヶ月で始めた赤ちゃんは、8カ月で始めた赤ちゃんよりも全ての食材において3ヶ月分食べるのが早くなる、ということです。

 

そうなると、アレルゲン食材を口にする機会もその分早くなりますよね。

最初はちょっとずつ、というルールを守ったとしても、やはりこの時期の3ヶ月の差は非常に大きいです。

つまり、①で述べた内臓の未発達により、体がアレルゲン食材でアレルギー反応を起こす可能性は高まってしまいます。

 

どんどん食べて欲しい、という気持ちから赤ちゃんが欲しがるだけ与えてしまうママも多いようです。

しかし、赤ちゃんが欲しがる分だけ与えてはいけないのがアレルゲン食材。

もし赤ちゃんが欲しがったとき「おしまい!」と離乳食を切り上げるのは、親子でお互い非常にストレスになります。

赤ちゃんは食べたいのにもらえず大泣き、ママはあやすも泣き止まずウンザリ…といったような修羅場になることもしばしばです。

 

できれば、内臓がしっかりしてきた頃にアレルゲン食材を満足な量与えられるスケジュールになるのがベストです。

食物アレルギーへの反応が落ち着くのが1歳半頃と言われています。

つまり、1歳半まではアレルゲンに対する注意が必要ですので、このことを考えると、やはり離乳食スタートが早いのはおすすめできません。

 

離乳食が早いとアレルギーっ子になりやすい理由③ アレルギーマーチ

アレルギーというのは食べ物によるアレルギーだけに限りません。

小児喘息やアトピー性皮膚炎と言った、幼児期はもちろん、小学生、中学生、大人になっても苦しむことになるアレルギー症状もあります。

これらの恐ろしいアレルギー体質になりやすくなることと、離乳食でのアレルギーが関係している、との報告が実はあるんです。

 

それによると、離乳食でアレルギー症状が出てしまうと、それがきっかけで次々と他のアレルギーにも反応してしまうと言われています。

このようなアレルギーの連鎖は「アレルギーマーチ」と呼ばれています。

 

①⓶でも述べてきた通り、離乳食スタートが早いと内臓機能が未成熟がゆえに食物アレルギー反応の可能性は高まります。

ですので、離乳食を遅めにすることで、将来小児喘息やアトピーを防ぐことにもつながりますね。

 

離乳食スタートが早いことでアレルギーっ子になりやすい理由を3つ紹介してきました。

赤ちゃんの体には個人差がありますので、「絶対この月齢なら大丈夫」とは言えませんが、早過ぎることでのリスクはあるのです。

離乳食をスタートする時期は周りに流されたりせず、赤ちゃんをよく観察して見極めてくださいね。