子育てをしていると、子供はもちろん可愛いし、幸せを感じることもたくさんありますが、決して楽しいことばかりではありません。
時には疲れてどうしようもなくなって、ママだって泣くこともあります。
今回の記事では、育児に疲れて泣いてしまうのはどんな時なのか、そして、どうしたらそれを解消することができるのかを考えていきたいと思います。
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抱っこから降ろす度に泣く!育児って疲れる
出産して間もない新生児の頃は、夜中の授乳やおむつ替えなど、昼夜を問わず赤ちゃんのお世話をしなければならないので、どうしても万年寝不足の状態でイライラしがちになってしまいます。
それに加え、抱っこしていて寝てくれた~と思って、布団に降ろすととたんにギャン泣きされるというパターンが永遠のように続きます。
特に初めて子育てをするママは、きっと、「子育てってこんなにも大変なの?」「赤ちゃんってこんなにも手が掛かるの?」と、ビックリされるのではないでしょうか。
実は、私もそうでした。
優雅な子育てを描いていたら、ところが…「何にもできなーい!!!」
正直言って、首が据わるまでの3か月間、どうやってお弁当を作ったり、ご飯を作ったり、洗濯・掃除をしたりしていたか記憶にないんです。
他のママもみんな、こんなものだと思いますので、あまり気に病む必要はないかと思います。
特に、一番最初のお子さんの時は、勝手がわからないので混乱して、時には涙が出てきてしまったりするのは当然です。
赤ちゃんは泣くもの、家事は手抜きでOKと割り切って、赤ちゃんのお世話を楽しんだ方がよいかもしれません。
楽しむと言っても、正直言えばうんざりしちゃうことも多いですけどね。
でも、そんな大変な中にも、ふとした赤ちゃんの仕草や寝顔などに癒されることもあると思うんです。
そんな瞬間って、ほんの何か月です。
首が据わってくれば、おんぶもできますし、お外にも出て気分転換もできます。
約3か月間、長く感じるママも、短く感じるママも、いろいろだとは思いますが、頑張って乗り切っていきましょう。
どうせ子育てするなら、赤ちゃんを育てるのはこんなものと割り切って、今しか味わえない幸せを思う存分感じてみませんか。
後追い&泣き出す赤ちゃん!育児にマジ疲れた
赤ちゃんも少しずつ生活のリズムがついてきて、新生児の時のような大変さはないけれども、今度はまた別の試練をママに与えてくれるのです。
赤ちゃんが動くようになると、目が離せなくなって、またまた家事も進まなくなって、何もできなくなってしまいます。
成長とともに、人見知り、夜泣き、ママの後追い、それに離乳食も始まりますね。
いろいろなことに興味が出てきますし、なんでも口に入れるので、汚されるし、散らかすし、危ないし、ますます目が離せません。
ねんねの頃の方がまだましだったと思うママもいるかもしれませんね。
ママの方が泣きたくなってしまう、いや実際、泣いてしまっても不思議ではないと思いますよ。
この時期に、ママが育児疲れで泣いてしまいたくなるのは、次のような状況ではないでしょうか。
ママの後追い
ママの後追いをする時期は、ちょっとでもママの顔が見えなくなると、赤ちゃんは大泣きしてしまいます。
でも、それは、正常な反応で、母子の絆がしっかりとしてきているということなんです。
うちの場合も、トイレはドアを開けたまましていましたし、何かの時は即おんぶでしたね。
「甘やかしすぎたのかしら?」と思うママもいるかもしれませんが、そんなことは全然ありませんし、この時期の赤ちゃんはみんなこんな感じですよ。
赤ちゃんのうちは、甘やかすくらい愛情を注いでもよいのです。
離乳食
この時期の離乳食もけっこう大変だと思います。
忙しい中でママが一生懸命作った離乳食なのに、食べてもらえなかったり、ぐちゃぐちゃにされたり。
とにかく、ママがなるべくストレスを溜めないように工夫してみましょう。
例えば、たまに市販のものにしてみる、大人の食事と一緒に作れるもので取り分けできるようにする、多めに作ってフリージングしておく、汚されてもいいように下に新聞紙やマットを敷くなどがおススメです。
出産後友人たちから疎外感を感じる
早くに子供を授かったママは、以前交流があったお友達と、どうしても疎遠になってしまいがちです。
そのため、疎外感を感じたり、遊びに行きたいと思ったりするのもこの時期かもしれませんね。
悲しい気持ちになってしまうかもしれませんが、一時的なものと思って、割り切ることも必要なのかなあと思います。
お友達がママになった時は、先輩ママとして頼られる存在になるだろうし、早く子育てが終わるという最大のメリットがあります。
早く出産した分早く手が掛からなくなって、年齢が若いうちから自由になれますし、再就職も有利だと思いますね。
子供に手が掛からなくなれば、自然とまた以前のお友達との行動が復活しますよ。
子供を育てる時間や、家族でいられる時間って、長いようであっという間です。
近い将来お友達とお出掛けしている自分を想像して、子育てもなるべく楽しみながら過ごしていってもらえたらと思います。
夫が何もしなくてモヤモヤ
どの時期とは限らず、子育て中に疲れて泣きたくなる一番の原因って、何もしない夫なのかなあとも思います。
夫が何もしてくれないことに不満が募り、家事と育児に疲れてどうしようもなくなって、泣いてしまうことは多いと思います。
きっと、ママは我慢して我慢して、限界に達して爆発してしまったのだと察します。
もちろん、マメなご主人もいらっしゃいますので一概には言えないことですが、男性ってなんでここまで気付かないのだろうって思ってしまいますよね。
私の主人も、この時期はゲームばかりしていて、いつも私はモヤモヤしていた記憶があります。
私が思うに、この時期の子供って可愛いけれど、遊び相手にはまだまだ足りませんので、パパはどう接していいかわからないのかなと…
また、ママの後追いがひどくて、ママべったりの状態にふてくされている部分もあるのかなと思ったりします。
今思い返してみればですけどね(笑)
それから、特にこの時期は、忙しくて何もできないことにストレスを感じますが、目の前でパパだけが自由にしているとイラッとくるのかもしれません。
また、社会から取り残されている孤独感も感じてしまいます。
子供と一緒に過ごしてはいるものの、子供は話し相手にはなりません。
人間誰でもそうですが、話しをしない状態が続くとストレスが溜まってしまうんです。
ですので、パパには話を聞いてもらったり、労いの言葉を掛けてもらったり、ちょっとのことでもいいので協力してもらったりすると、育児疲れで泣きたくなるということも少なくなってくると思うのですが。
ただし、この問題ってとても難しい。
たったこれだけのことをパパに協力してもらえないから、疲れてしまうのですものね。
解決方法はというと、夫にはっきり言う派と、我慢して自分でやってしまう派に、別れると思うんです。
夫に言えば、けんかになって嫌な雰囲気になる、我慢すればモヤモヤしてストレスが溜まる一方。
けんかをしても話し合って理解し合って協力してもらえる夫だったら、とことん話し合うのもいいでしょう。
でもそうでなかったら、親や姉妹、ママ友など夫の他に頼れる人を見付けて、夫は当てにしないというのもアリかもしれませんね。
イヤイヤの時期!育児疲れでママだって泣きたい
2歳くらいになると、何でもかんでも手を出すということも徐々になくなり、行動自体はちょっとだけ落ち着いてきます。
しかし、イヤイヤ期が到来してきます。
ああやってもイヤ!こうやってもイヤ!じゃあ、どうしたらいいの?
お出掛けする度に、何かかにかで揉める。
赤ちゃんの頃とはまた別の意味で疲れます。
このイヤイヤ時期は、ママもそういう時期だとわかってはいるものの、ついついイライラしてしまいます。
赤ちゃんの頃とは違い、ある程度理解できる力もついてきているので、なおさら腹が立つ時があるんです。
ついつい手を上げてしまった、または、手を上げそうになったことで、落ち込んでしまったというのもこの時期に多いかもしれません。
でも、このイヤイヤ時期って、ママもどうしてよいのかわからなくなって、イライラだけが前面に出てしまったりするのですよね。
たぶん、子供を育てていれば、誰にでもそういう時ってあると思いますよ。
ママだって人間です。こんな感情の時だってあると思うんです。
そんな時は、悪かったという気持ちを素直に子供に伝えましょう。
「ごめんね」そう一言言っただけで、自分も相手もスッキリするのではないかと思います。
たとえ、まだ小さくてわけのわからない赤ちゃんだとしても、気持ちは伝わると思うのでやってみて下さい。
また、謝るときだけでなく、何かの度に声掛けをすることは大事なことです。
できれば赤ちゃんの頃から、「おはよう」「おっぱいだよ」「オムツ取り替えようね」「今からお風呂入ってさっぱりしようね」「おやすみ」
離乳食の時期であれば、「ご飯食べようね」「上手に食べれたね~」「お出掛けしようか」「これは〇〇だよ」「ありがとう」「ごめんね」
そして、どの時期であっても、「可愛いよ」「大好き!」を心を込めて、たくさん言ってあげてほしいと思います。
また、イヤイヤの時期は、外に連れ出したり、お友達と遊ばせたりして、身体を動かしてメリハリをつけてあげるのもよいと思いますよ。
どうしても子供といるのが苦痛だったり、行き詰ったりしたら、子供を預けてリフレッシュすることも必要です。
リフレッシュ方法は、下記を参考になさって下さいね。
⇒ 育児に疲れているママ必見!育児疲れに向き合うコツとリフレッシュ方法
ここで記事に載せた「ママが大変なこと」はごく一部だと思います。
育児をしていて辛くて泣きたくなる時ってたくさんありますよね。
泣きたくなったら、我慢しないで泣いていいんです。
わーっと泣いて、スッキリしたらまた子育て頑張りましょう!