出産で大きな仕事を終えたと思いきや、待ったなしで慣れない育児が始まります。

しかし、出産後で身体にダメージを受けているのに、赤ちゃんのお世話をするのは大変なこと。

そんな中、育児の疲れから腹痛になってしまうことがあります。

今回は、育児疲れからの腹痛についてお伝えしていきます。

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産後の腹痛は育児疲れが影響している場合も

出産後に、腹痛を訴えるママは少なくありません。

産後の生理的なものや、育児の疲れなどから腹痛になることがあります。

 

産後の「後陣痛」は、産後に子宮が収縮することで痛みが起きます。

後陣痛は、1人目より、2人目、3人目の方が痛みが強くなると言われています。

それは、下の子や双子などを出産する時は、子宮の負担がより大きくなり、もとに戻すための強い収縮が必要だからです。

 

また、母乳をやっている時も後陣痛を感じる場合があります。

後陣痛は、産後の生理的な腹痛です。

痛くて辛いかもしれませんが、子宮が元に戻り回復するためには欠かせないことです。

 

産後の腹痛の原因は、生理的なことの他に、育児の疲れやストレスによっても起きる場合があります。

考えられる主な症状は、下痢や便秘、胃痛などです。

産後は、どうしても慢性的な睡眠不足、不規則な食事、慣れない赤ちゃんのお世話で、疲れやストレスが溜まりがちになってしまいます。

そのため、知らず知らずのうちに、胃の不調が起きたり、下痢便秘を繰り返してしまったりすることがあります。

 

育児疲れで腹痛になる原因と症状

出産する前は腹痛なんて経験したことがないという方でも、産後に腹痛に悩まされるというママは意外と多いんです。

慣れない育児の疲れやストレス、産後のホルモンバランスの乱れによって、免疫力が低下したり、自立神経の乱れが起きてしまうからです。

それでは、主な症状と原因をそれぞれみていきましょう。

 

便秘

授乳中の水分不足で便秘になってしまうことがあります。

なるべく温かい飲み物か、常温の飲み物を、水分不足にならないように意識して摂取しましょう。

また、産後の傷を気にしてしまって、排便時に息むことがなかなかできないということも便秘を促してしまう原因の1つかもしれませんね。

 

下痢

逆に、水分の摂りすぎで下痢になってしまうことがあります。

授乳中は、いつもより水分を摂る必要はありますが、冷たいものを摂りすぎると、お腹が冷える原因となります。

また、夜間の授乳の時にママの身体が冷えてしまうことで、お腹が下ってしまうこともあります。

 

胃の不調

赤ちゃんのお世話に追われて、食事も立ったままだったり、急いでいてよく噛まないで丸飲みしてしまったり、食事のバランスが悪かったりするため、胃の不調に悩まされることもあります。

また、睡眠不足生活のリズムの乱れ、慣れない育児の疲れストレスから、胃の不快や胃痛を感じるようになってしまうこともあるでしょう。

 

育児疲れから腹痛になった時の対策は

育児の疲れの影響で腹痛になった場合の対処法や、お腹の状態を整えるために気をつけたいことについてみていきましょう。

 

生活スタイルを見直す

赤ちゃんのお世話をしていると、どうしても、十分な睡眠がとれなかったり、食事の時間がまちまちになってしまいがちです。

赤ちゃんが寝ている間は、残っている家事をやってしまいたくなりますが、一緒に休息をとるのも大事なことだと思います。

また、食事は授乳をする面でも大切ですよね。

抱っこしながらでも、あやしながらでも、食事はなるべくきちんととってほしいと思います。

 

赤ちゃんも4か月くらいになると、なんとなく昼と夜の区別がついてきます。

ただし、朝はカーテンを開けて、夜には電気を消して暗くするなど、意識して生活のリズムをつけるようにする努力は必要です。

こうして、だんだんと生活のリズムを整えることによって、赤ちゃんもママの身体も徐々に落ち着いてくると思いますので、ちょっとの間の辛抱です。

 

バランスの良い食事

バランスの良い食事をしたいところですが、赤ちゃんのお世話に追われているとなかなかそうもいかないですよね。

首が据わるまでは、バランスの摂れた食事にこだわらなくても心掛けるだけでも違いますし、首が据わってからは「おんぶ」をすると、子供もグズらないし、両手も空くので、食事作りも少し楽になると思います。

また、お惣菜やお弁当なども上手に活用しましょう。

 

授乳をしているのでしっかりと水分を摂りましょう。

ただし、水分の摂りすぎには注意してくださいね。

「だったらいったいどれくらい飲めばよいの?」と、疑問に思ってしまうママもいるのでは。

 

一般的には、食事に含まれる水分も合わせて2ℓ摂ることを推奨していますので、授乳中は、食事以外で2ℓくらいを目安に飲めればよいのかなあと思います。

しかし、身体の大きさや、おっぱいの量、季節と、人によってさまざまですので、杓子定規に何リットルということは決められないです。

ご自分で、適量を飲んでいただければと思います。

水分補給は、少しずつ頻繁にしましょう。

また、ジュースなどの糖分の多い飲み物は控えましょうね。

 

ストレスをなるべく溜めない

ママは赤ちゃんのお世話に振り回されっぱなしで、自分本位に動くことができないので、ストレスを溜めないようにと思っても、なかなか難しいもの。

できるだけストレスを溜めないようにするためにも、一人で完璧を目指さないようにすることはとても大事なことだと思います。

「赤ちゃんは泣いてばかりいて手が掛かるけど、こんなもの。」

「赤ちゃんのお世話をしているのだから、家事は完璧にはできない。」

などと、ハードルを低く設定しましょう。

そして、ストレスが溜まってきたなあと感じたら、赤ちゃんのお世話をご主人にバトンタッチしてもらったり、親御さんに赤ちゃんをみてもらうなどして、少しはリフレッシュしましょう。

息抜きはとても大事です。

 

軽い運動をする

ちょっとした軽めの運動をすることもおススメです。

軽いストレッチでもよいし、ラジオ体操なんかも3分でできるのでよいですね。

私が一番おススメなのは散歩です。

首が据わらないうちはお外に出るのはあまりおススメできませんが、首が据わったら家の周りを一回りでもよいので散歩してみて下さい。

歩くことは身体にもよいですし、子供を連れていると、どなたかに声を掛けられますので、一言二言おしゃべりしただけでちょっとした気分転換になります。

ママもそうですが、赤ちゃんだって気分転換になるはずです。

 

身体を温める

身体を温めることによって、血行が良くなります。

血行が良くなることで、母乳の分泌を促しますし、新陳代謝もよくなり胃腸の不調も解消してくれます。

身体を温める食べ物を積極的に摂るように心掛けて、飲み物はなるべく温かいものを飲むようにしましょう。

夜間の授乳は身体を冷やさないように、ブランケットを用意しておくなど注意をして。

お風呂は、湯船にゆっくりつかりたいところですが、赤ちゃんがいるとなかなかできないもの、パパがお休みの時はゆっくり湯船につかって身体を温めましょう。

 

身体を休める

最近は、産後に里帰りせず、自宅で過ごすママもいらっしゃいますが、一般的には約1か月は身体を休ませる必要があります。

身体のことを考えると、せめて産後2週間くらいは家事をするのは極力控えて、3週間目くらいから体調をみて軽めの家事から始めてみるとよいでしょう。

この時期に無理をしてしまうと、回復に時間がかかってしまったり、その後も不調を引きずってしまったりすることで、腹痛になる場合もあります。

この時期は、なるべく赤ちゃんのお世話と身体を休めることに専念しましょう。

 

病院で受診する

我慢できないくらいの後陣痛や、激しい腹痛が続く、お腹の不調が続くなどの場合は、病院に相談してみましょう。

重大な病気が隠れている場合もありますし、薬を処方してもらうことで落ち着く場合もあります。

授乳中のママは、担当医の先生に相談してみて下さいね。

 

 

このように、育児の疲れやストレスが原因で、腹痛になってしまうことがあります。

なるべくストレスを溜めないように工夫して、赤ちゃんとの生活を楽しめればよいですね。

 

育児疲れに関する他の記事もありますので、ぜひ参考になさってください。

⇒ 育児の疲れがとれないと感じるママ必見!育児疲れの原因とおススメ解消法

⇒ 育児に疲れているママ必見!育児疲れに向き合うコツとリフレッシュ方法