出産という大きな仕事を成し遂げとたんに、待ったなしの育児が始まります。
無我夢中で子育てをしていたら、「疲れて思うように動けない」ということはありませんか?
今回の記事では、育児に疲れて動けなくなってしまった場合の悩みについてお伝えしていこうと思います。
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育児に疲れて思うように動けない
出産してから、夢中で子育てをしていると、育児の疲れから身体が動かなくなってしまうことがあります。
「もう、何もしたくない」と、動けなくなってしまうほど、一生懸命子育てを頑張ってきたのですね。
夜中の授乳での睡眠不足、自分のペースでトイレもお風呂も食事もできない、進まない家事、もちろん休日はなし、この状態が毎日ずっと続くのですから、疲れて当たり前です。
また、もしかしたら、子育てをするのに、「いい親にならなければいけない」「いい子に育てなければならない」「ママはこうあるべきだ」などと、プレッシャーを感じてしまっているのかもしれません。
育児疲れで動けなくなってしまうのは、3つの理由が考えられます。
1つは、長期にわたって子どもに振り回されっぱなしで、自分のペースで動く事ができないので、ストレスが溜まっていることが考えられます。
また、2つ目は、しなければならないことがあまりにも多いからなのではないでしょうか。
3つ目の理由は、産後の回復が思わしくない場合です。
あまりにも身体が辛い時には、病院で受診することも検討されてみて下さい。
育児に疲れてしまって動けないという悩み
いろいろな状況によって、育児に疲れて動けない悩みもさまざまですね。
それぞれの悩みを詳しくみていきましょう。
初めての育児で完璧を求めてしまって動けない
初めてのお子さんの時に多いかもしれませんね。
努力して頑張っているのにもかかわらず、思ったようにいかない、また、不安とプレッシャーに押しつぶされてしまって、疲れすぎてしまったのですね。
よく、ここまで頑張ってきましたね。
でも、少しくらい手を抜いたって、赤ちゃんは大丈夫です。
むしろ、赤ちゃんはママの思った通りにはならないと考えた方がよいでしょう。
もしかしたら、子供時代の育ち方の段階で、お母様やお父様に完璧を求められて育ったのかもしれませんね。
自分が親になってみて、家庭や子育てで大事なのは、完璧よりもママの笑顔だとは思いませんか。
育った環境の影響力って、どうしてもその人の人生を左右してしまいます。
でも、もう親になったのですから、何が一番大切なのかを考えて、ご自分のやり方で、勇気と自信を持ってお子さんを育てていってください。
3人目を出産してから身体が思うように動けない
3人目を出産してから、身体のどこかに不調を感じるという話は、よく聞くことです。
当たり前のことですが、1人目よりも3人目を出産した時の方が、歳を重ねています。
もちろん、1人目と3人目の出産後の回復も違います。
3人目ということで、育児には慣れているのかもしれませんが、若い時とはまた違って、無理がきかなくなってきています。
ましてや、上の2人のお子さんのお世話もしなければならいのですから。
とにかく、無理はしないことです。
手抜きができるところは上手に手抜きをして、家族の方とも話し合いをしてみましょう。
お子さんたちも大きくなれば、お手伝いもしてくれます。
そうなるまで少したいへんかもしれませんが、子供たちの力って侮れないですよ。
帝王切開で出産後なかなか体調が戻らない
普通分娩と帝王切開を比べると、出産時の痛みは普通分娩の方がひどいかもしれません。
しかし、その後の回復力をみると、断然普通分娩の方が早いです。
帝王切開は、皮膚にも子宮にもメスを入れるわけですから、出産後、普通分娩のようにはすたすたと歩けません。
思ったより回復には時間がかかるので、無理はしないようにして下さいね。
ご主人や親御さんに、助けてもらえるところは助けてもらいましょう。
夫が育児をすることで妻が動かなくなった
奥様は、動けないほど疲れているのか、体調が悪いのかもしれません。
その場合は、親御さんに頼ったり、手抜きをしたりして、奥様が回復するまで、乗り切っていきましょう。
ご主人が頑張りすぎて身体を壊しまっては元も子もないので、くれぐれも無理をなさらないように。
また、マメなご主人とのんびり屋の奥様のカップルですと、このような問題が出てきたりすることがあります。
ご主人は奥様のことを見ていられなくなって、パパッとやってしまうのですよね。
夫婦っていろいろなパターンがあるので、ご主人が家事・育児をすることに抵抗がなくて、うまくいっているならば、この夫婦の形もアリだと思います。
ただ、ご主人も仕事で疲れているのに、それから家事や育児をするのは、正直辛いと思います。
もし、ご主人が不満に思うのであれば、きちんと話し合いをして、分担をされた方がよいと思います。
その場合、奥様の能力云々ではなく、一緒に協力して家庭を作っていきたいという方向でお話しされてみてはどうでしょうか。
それでも、奥様が変わらないのであれば、子供がある程度大きくなるまでの「期間限定のこと」と割り切るしかないのでは。
ママと子供の「線引き」について、お話しさせていただくことがありますが、夫と妻の間でも線引きは必要なことだと思います。
お互いに、相手をコントロールしようとしたり、支配したり、相手のテリトリーまで口出しをしたり、または、依存したりするのは違うと思いますから。
たとえ夫婦であっても親子であっても、自分と相手を分けて考えることはとても大事なことです。
自分のペースで動けなくて育児疲れ!働いたら解放されますか?
育児も、人それぞれで、得意不得意、向き不向きがあると思うんです。
子供とずっと一緒にいても大丈夫な人、子供とずっと向き合っているのが苦手な人、仕事に生き甲斐を感じたり、使命感を持っている人など。
ですから、自分が笑顔でいれる方を選んでよいのではないかと思います。
仕事と育児を両立することで、育児のストレスは仕事で、仕事のストレスは育児で軽減できるため、メリハリがつくいうママもいらっしゃいます。
しかし、育児をしながら仕事をすることは大変なことですので、両立という意味でストレスを抱えることになるかもしれません。
実際、仕事と育児を両立はしてみたものの、しんどくて仕事を辞めたママもいらっしゃいます。
どちらがよいかは、やってみなければわからないので、とりあえず仕事を始めるてみるのもよいかもしれませんね。
ただし、一番優先しなければならないのは「子供」だということをお忘れなく。
育児に疲れて動けなくなってしまったら
育児に疲れて動けなくなってしまったら、ご主人や親御さんなどに頼って、とにかく休んで下さい。
毎日24時間、子供に振り回されて、自分のペースでなかなか動けないんです。
疲れてしまうのは当たり前です。
だから、完璧にしなくてもいいんですよ。
赤ちゃんが寝ている時は、家事をしなくても大丈夫ですので、一緒に寝て下さい。
とにかく、まずは休養が必要です。
たまには、ご主人や親御さんにお弁当を買ってきてもらったり、赤ちゃんをお風呂に入れてもらったりしましょう。
人の作ったものを食べたり、ゆっくりお風呂に入ったりするだけで、気分転換になると思います。
子供に振り回される時期は、できることだけをすればOKと割りきって、堂々と手を抜いてください。
また、他のママはできているのに…などと、比べる必要は全くありません。
私は、子育ての疲れを溜めないようにする一番のコツは「ある程度の手抜き」と「よそと比べないこと」だと思います。
子供が小さい頃って、手がかかって育児をするのも疲れますが、可愛い時期も手の掛かる時なんです。
一生懸命子育てするのもよいですが、せっかくの可愛い盛りを楽しむことも大事ですよ。
上手に手を抜いて、子育てを楽しんで下さいね。
こちらの記事もぜひ参考になさって下さい。