待ちに待った赤ちゃんとの対面!
そんな幸せいっぱいの瞬間もつかの間、赤ちゃんに振り回される毎日でストレスMAX。
いつの間にか頭痛に悩まされるように…
今回の記事では、育児のストレスからくる頭痛についてお伝えしていきます。
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誰にでも起こり得る育児のストレスからの頭痛
赤ちゃんがお家にやって来たとたんに、ママは大忙し。
授乳におむつ替え、泣いたら抱っこと、赤ちゃんに振り回されっぱなしで休む暇もありません。
また、自分の思った通りに動けない、満足に家事もできないため、ついイライラしてしまうことも。
それも、毎日、夜中まで。
だんだんと心も身体も疲れて、ストレスが溜まってきてしまいます。
そんな状態が積み重なって、頭痛が起きてしまうことがあります。
育児疲れやストレスで頭痛を訴えるママは少なくありません。
ですので、母親に向いてないわけでもありませんし、ダメな母親というわけでもないんです。
「ママだから、〇〇しなければならないのに!」という罪悪感は持たなくて大丈夫!
育児でストレスが溜まってくると、誰にでも頭痛が起こる可能性があるのです。
育児のストレスが原因の頭痛はどんなタイプ?
頭痛には種類があって、頭の痛み自体が病気である一次性頭痛と、疾患や行為などの何らかの原因(脳腫瘍や怪我、二日酔いなど)による二次性頭痛、それ以外のその他の頭痛の3種類に分けられます。
育児のストレスが原因で起こる頭痛のタイプとしては、一次性頭痛の中の片頭痛と緊張型頭痛が多く見られます。
また、片頭痛と緊張型頭痛の両方を併せ持つ場合もあります。
片頭痛
何らかの刺激によってセロトニンが分泌され、脳内の血管が拡張されたり収縮されたりして、神経を刺激して痛みが生じます。
寝過ぎや寝不足、空腹、疲労、光や音の刺激、心身のストレスから解放された時に急に血管が拡張した時などに起こりやすいと言われています。
症状としては、頭の片側だけズキズキとした痛みがあり、吐き気を伴うことがあります。
また、生理の時に起きる片頭痛を「月経関連片頭痛」といいます。
興味深いデータがあって、片頭痛持ちの患者さんには「よく気がつく」「こぎれいにしている」方が多いそうです。
対処法
- 患部を冷やす
- 静かな暗い場所で休む
- チョコレート、チーズ、赤ワイン、カフェインなどの頭痛の誘発食品の摂りすぎに注意する
- 規則正しい生活をする
緊張型頭痛
原因ははっきりとはわかっていませんが、末梢神経と中枢神経の痛みが絡み合って起こるものではないかと言われています。
筋肉の緊張で、血流が悪くなったために起こることが多いです。
圧迫されるような、しめつけられるような、重い痛みといった症状が見られます。
嘔吐するまではひどくならないならないことが多いようです。
対処法
- 身体を温める
- ストレッチをする
- 気分転換をする
- 枕の高さを調整する
ストレスから発症する頭痛は、片頭痛と緊張型頭痛、もしくは両方併せ持つものがほとんどですが、耐えられない痛みの場合や片頭痛と緊張型頭痛以外の頭痛の場合には、病院で診てもらうことをおススメします。
授乳している場合は、担当医に授乳していることを伝えましょう。
まずは、係りつけの産婦人科に相談されてみてもよいと思います。
育児のストレスから頭痛にならないためには
片頭痛と緊張型頭痛の対処法については、前章でご紹介させていただきましたが、片頭痛にしろ緊張型頭痛にしろ、予防としてはストレスを溜めないことです。
疲れているなあと思ったら、とにかく休むこと。
赤ちゃんが寝ている間は、たまった家事をしてしまいたいもの…でも、そこをぐっと堪えて赤ちゃんと一緒に寝てしまいましょう。
小刻みでも寝るのと寝ないのでは身体が受けるストレスはぜんぜん違います。
また、たまには赤ちゃんをご主人や親御さんに預けて、好きな事をしたってよいんです。
夜だって、赤ちゃんが嫌がらなければ、ミルクにしたり絞ったおっぱいを哺乳瓶でご主人に飲ませてもらって、ゆっくり寝たって構わないんです。
家で赤ちゃんをみている時は、手を抜いたって誰かが見ているわけではありません。
手を抜いたとしても、赤ちゃんを危険にさらされないように、ママはいつも緊張して肩に力が入っている状態です。
子育てをしていてストレスを溜めないようにするコツは「完璧にしない」「休める時に休む」ことだと思います。
頭痛で辛そうにしているママより、笑っているママが側にいてくれることの方が、赤ちゃんにとってもパパにとっても、何よりも安心で幸せなことなのですから。