赤ちゃんが5か月くらいになると、いよいよ離乳食がスタートします。
離乳食作りって、すり潰したり裏ごししたり大変ですよね。そこで、気になるのがフードプロセッサー。
今回は、初期の離乳食作りでの「フードプロセッサー」について調べてみました。
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離乳食初期にフードプロセッサーは必要?
赤ちゃんが少しずつ成長していって、ちょっとずつできることが増えていくのは、親として喜ばしいことですよね。
離乳食もそのうちの一つなのではないでしょうか。
とは言いつつも、初めての離乳食に、悪戦苦闘をしているママも多いのではないかと思います。
特に、離乳食初期は、噛む力や飲み込む力のない赤ちゃんのために、トロトロのペースト状にする必要があります。
できれば、なるべく簡単で楽に作ることができたらよいですよね。
そこで、気になる「フードプロセッサー」ですが、はたして離乳食作りには必要なものなのでしょうか。
リサーチしてみると、フードプロセッサーはとっても重宝したというママ、フードプロセッサーを使わなくともすり鉢やおろし金で十分だったというママがいらっしゃいました。
というのは、離乳食を作る量や、それぞれの工夫の仕方なんかで違ってくるようなんです。
また、フードプロセッサーはけっこう金額が張るものなので、離乳食作りだけに購入するのも…という意見もありました。
反対に、離乳食中期・後期と使えたし、離乳食が終わってからも、大人向けの料理に使っているというママもいらっしゃいました。
我が家では、フードプロセッサーは何かのお祝いにいただきましたが、あまり活躍はしてないかも(笑)
思い出して、たまに使ってみると本当に便利。
でも、離乳食の頃は持っていませんでしたので、お粥はココットで、炊飯器の真ん中に入れて大人のご飯と一緒に炊いてから滑らかにしたり、味付け前の大人のおかずから取り分けてつぶしたりが多かったかなあと思います。
もし、あの当時、フードプロセッサーがあったらとても便利だったろうし、レパート―リーが増えることは楽しかったかもしれないですね。
ただ、離乳食のためだけに自分で購入するかといったら、どうだったのかなあと思うところではあります。
離乳食初期にフードプロセッサーを使うメリット・デメリット
離乳食作りに便利なフードプロセッサー。
では、メリットとデメリットをみていきたいと思います。
フードプロセッサーを使うメリット
- トロトロで滑らかな食感にしたり、ペースト状にしたりするのが簡単。
- まとめて作って、小分けにして冷凍しておけるので、下ごしらえが楽。
- 食材が一気に簡単に調理できるので、レパートリーが増える。
フードプロセッサーを使うと、手間をかけて裏ごししていたのがウソみたいにあっという間にトロトロになります。
休日などに、まとめて作って冷凍保存するママだったら、フードプロセッサーを使えばストレスフリーですね。
バリエーションが広がるのも嬉しいです。
フードプロセッサーを使うデメリット
- 保管場所がとられる、出したりしまったり、洗ったりするのが面倒。
- 少量を作ることができない。
- 短い期間の離乳食だけに使うのには、値段が高い。
- 音がうるさくて、赤ちゃんがビックリする。
出し入れ、洗浄などが面倒だったり、保管する場所に困ったりする場合は、それがストレスになってしまうかもしれません。
また、まとめて作る時間が取れないママは、かえって、少量ずつ作って洗いものも最低限にした方がよいですね。
それから、離乳食が終了した後に、フードプロセッサーがお蔵入りなんていう場合は、もったいないです。
離乳食初期に使うフードプロセッサーの種類
離乳食作りに重宝するフードプロセッサーですが、いろいろな種類があるようです。
多くのママさんたちが使っているのは、据え置きタイプのものとハンディタイプのもの。
ここでは、この2種類のそれぞれの特徴や使い方をご紹介していきます。
据え置きタイプのフードプロセッサー
食材を入れる容器を台座にセットして使用するのが、据え置きタイプのフードプロセッサーです。
離乳食初期も使えますが、どちらかと言えば、みじん切りが得意で離乳食中期以降に適しています。
固定されているので安定感があります。
また、刃が大きくてパワーがあり、容量も大きいので、1度にたくさんの食材を調理することができます。
大量に作り置きなんかをする方にとっては、重宝すると思います。
ただし、サイズも重量もあるので収納の場所に悩むことも。
それと、洗うのに少し手間がかかるかもしれません。
ハンディタイプのフードプロセッサー
ハンディタイプのフードプロセッサーは、スティック型で先端に回転する刃がついていて、片手で作業することができます。
商品名として「ハンドブレンダ―」などと表記されていることも。
基本的には、食材を混ぜたり潰したりする作業を得意としますが、泡立てやみじん切りの機能が使えるアタッチメント付きのものもあります。
滑らかなペースト状にすることができて、ポタージュやスムージーなどが作れますので、離乳食初期に使用するのに向いています。
このハンディタイプのフードプロセッサーの嬉しいところが、食材の入った調理中の鍋やボウルに直接入れて撹拌することができるという点なんです。
また、据え置きタイプと比べると、洗う手間がかからず、サイズもコンパクトなので収納もしやすいと思います。
壁に掛けられるタイプもあるようですよ。
ただし、食材の調理が少量であればおススメですが、1度に大量の調理ができないことが難点です。
フードプロセッサーを使った離乳食初期のメニュー
離乳食初期では、赤ちゃんが飲み込む練習をしながら、食べることに慣れていく時期です。
赤ちゃんが飲み込みやすいように、食材を簡単にペースト状にしてくれるフードプロセッサーを使ったメニューをご紹介します。
10倍粥
〈材料〉
- 米…大さじ1
- 水…150ml
〈作り方〉
- 米を研いで30分置く
- 耐熱用のカップなどに研いだ米を水と一緒に入れる
- 大人のご飯を炊く炊飯器に一緒に入れて炊く
- 炊き上がったらフードプロセッサーで滑らかになるまですり潰す
野菜のペースト
〈材料〉
- 人参、かぼちゃ、ほうれん草、ジャガイモなど…適量
- ゆで汁かお湯
〈作り方〉
- 野菜をひと口大に切って鍋に水と一緒に入れ柔らかくなるまで茹でる(レンジ、蒸し器、アルミホイルで包んで炊飯器でご飯と一緒に炊いてもOK)
- フードプロセッサーでペースト状にする(粒々が残って気になるような場合は、すりこ木棒ですり潰す)
- 状態を見ながらお湯を足して伸ばす
最初のうちは、様子を見ながら1種類ずつ与えるようにしましょう。また、ほうれん草などあくの強い野菜は、ゆであがってから十分に水に浸してあく抜きしましょう。
まとめ
離乳食初期での食材をペースト状にする作業って大変に感じますが、フードプロセッサーを使うことによりその大変さは激減するかもしれないですね。
離乳食作りの時間短縮や作り置きができることは、フードプロセッサーを使うメリットといえるのではないでしょうか。
私も今回、試しに、家にある据え置きタイプのフードプロセッサーで10倍粥と人参ペーストを作ってみましたが、あっという間にできちゃいました。
確かに楽でスピーディーではありますね。
また、フードプロセッサーで「アップルソース」や「トマトソース」「コーンクリームソース」などを作っているママもいらして、いろいろな工夫をされているようでした。
離乳食の時期に、フードプロセッサーがあったら、こんなのも作れたんだ~と、ちょっと損した気分になっちゃいました。
我が家にあるのは据え置きタイプのフードプロセッサーですが、もしかしたら、離乳食初期はハンディタイプのフードプロセッサーの方が使い勝手がよいかもしれません。
しかし、離乳食が終了した後も使うとなると据え置きタイプの方がよいのかなあとも。
今思えばですが、離乳食の時期ってあっという間で、案外短いものです。
離乳食以外に活用する場面がありそうであれば、また、離乳食作りがどうしてもストレスに感じてしまう場合は、購入して試してみるのもよいと思います。
じっくり考えてみてから、購入を検討されてみて下さいね。
どうぞ、親子で楽しい離乳食時期を過ごされて下さい。