赤ちゃんが、離乳食を喜んで食べてくれることは、親にとっては嬉しいことですね。

しかし、離乳食後に、目の周りが赤く腫れてきたり、プツプツが出たりしたら、ひょっとしたらアレルギー?と、心配になってしまいます。

そこで今回は、この目の周りの症状が、離乳食によるアレルギーなのか調べてみました。

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離乳食後の目の周りの症状は食物アレルギー?

離乳食を与えた後に、目の周り赤くなったり、腫れてきたり、プツプツが出てきたりしたら、もしかしてアレルギーかしら?なんて、パパやママは不安になってしまうのではないでしょうか。

でも、食物アレルギーって目の周りだけに症状が出るなんてことある?とも思ってしまいますよね。

食物アレルギーというと、顔や身体全体に蕁麻疹が現れるイメージだと思われがちですが、実は、目の周りだけに症状が現れることも少なくないんです。

 

離乳食が原因の食物アレルギーであれば、その原因の食物を摂取した後、数分~2時間くらいで症状が現れますが、もっとも多く症状が現れるのは、食後10分~30分といわれています。

ですので、離乳食後すぐに、目の周りに症状が現れた場合は、食物アレルギーの可能性があると考えられます。

 

何度も症状が出たり、長引いたりしたときは、病院で診てもらうことをおススメします。

その場合、何を食べさせてどんな症状が出たのかを記録したり、症状をスマホの画像に撮っておいたりすると、医師に相談しやすいと思います。

また、目の周りや顔、身体の蕁麻疹に加えて、息苦しさ、腹痛、下痢、嘔吐などの症状が出てきた場合には、アナフィラキシーショックを起こしている可能性もありますので、早急に病院で診察を受けてください。

 

離乳食後の目の周りの症状はアレルギーのせい?触ったせい?

目の周りだけに症状が現れる食物アレルギーも少なくないとはいえ、これって本当にアレルギー?と、悩む場合もあると思います。

特に、手づかみ食べをしていると、この目の周りの腫れやプツプツの症状が、食べた物が原因なのか、食べ物を触った手で目をこすったことが原因なのか、判断に迷いますよね。

 

食べ物を触った手が目の辺りに触れることで、目の周りだけにアレルギー反応が起こる可能性はあります。

まぶたの皮膚は、薄くて柔なため異物が侵入しやすく、アレルゲンに対して過敏状態になりやすいのです。

 

また、花粉に反応する赤ちゃんが、食物アレルギーを起こすこともあります。

それは、花粉と同等のもしくは似ているタンパク質が食べたものに含まれていて、それに反応して目の周りに症状が出る可能性も考えられるからです。

このアレルギー症状を「口腔アレルギー症候群」といいますが、特に多い症状としては、唇や口の中、喉、耳の奥などの痒みや痛み、腫れなどがあります。

もし、下記のような花粉症と関連した食べ物で症状が出た場合は、口腔アレルギー症候群を疑ってみてもよいかもしれません。

  • ハンノキ・シラカバの花粉症の場合は、りんご、洋梨、もも、豆乳など
  • ブタクサの花粉症の場合は、メロン、すいか、きゅうり、バナナなど
  • カモガヤの花粉症の場合は、メロン、スイカ、トマトなど
  • ヨモギの花粉症の場合は、にんじん、メロン、りんご、キウイなど

 

離乳食後すぐに、目の周りが腫れたり、赤くなったり、プツプツが出たりしたら、食物アレルギーの可能性もあるということを、心に留めておいてほしいと思います。

離乳食に触れた手で目を触って、症状が悪化してきたリ、何回も現れた場合は、医師に相談してみましょう。

その場合もやはり、食べさせた食品や赤ちゃんが触った食品を記録したり、症状の画像を撮っておいたりしておくことで、医師の診断をスムーズに受けることができると思います。

 

食物アレルギーで目の周りに症状が出た場合の離乳食の進め方

もし、赤ちゃんの目の周りの症状が食物アレルギーだった場合、離乳食をどう進めたらよいか悩んでしまいますよね。

現在は、赤ちゃんに食物アレルギーがあったとしても、離乳食の開始を遅らせたり、予防的に除去したりすることは、推奨されていません。

医師に除去するように指示された食べ物以外のものを、念のため、または心配だからといって、自己判断で必要以上に除去するのはNGです

自己判断はせず、また、不確かな情報に振り回されずに、必ず医師の診断、指示のもと、最小限の食事制限を心がけましょう。

 

食物アレルギーと診断された赤ちゃんの離乳食のポイント

  1. 初めて与える食べ物はよく加熱したものをごく少量から、赤ちゃんの体調がよいときで、万が一症状が出た場合に受診できるような時間帯に与える。
  2. 医師から除去するように指示された以外の食べ物は、月齢に沿ったものを怖がったり、焦ったりせず、一つずつ様子を見ながら与える
  3. 除去をしながらも、食べられる範囲で、主食・主菜・副菜をバランスよく食べる。
  4. ストレスにならないよう、原因食物が入っていない市販のベビーフードなどを上手に利用する。

 

 

離乳食を与えたあとに、目の周りが腫れてきたり、赤くなったり、プツプツが出たりしたら、食物アレルギーを疑いつつ、よく観察することが大切です。

症状が何度も現れたり、アレルギーが心配だったりした場合は、まずは、かかりつけの小児科の医師に、必要であればアレルギー専門医に相談することをおススメします。

 

アレルギーのお子さまを持った親御さんは、悩んでしまったり、通院が多かったり、特別な離乳食が負担になったりと、本当に大変なことだと思います。

しかし、赤ちゃんの時に発症した食物アレルギーは、専門医の適切な治療を受けることで、3歳頃までに約5割の子どもが、小学校入学の頃までには約8~9割の子どもが治るといわれています。

ですので、そう悲観的にならなくてもよいかと思います。

かかりつけの医師と相談しながら、アレルギーを乗り切ってくださいね。