生後3~4か月、まだまだ大変ですが、赤ちゃんのお世話にもちょっぴり慣れてくる時期ですね。

赤ちゃんの首が据わってきたからと、離乳食を始めようとする祖父母。

アレルギーのリスクを考えると、ママとしては少し早いのではと、困惑してしまいますよね。

そこで今回は、離乳食を早く始めたがる祖父母への対処方法を考えて参りたいと思います。

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首が据わったからと離乳食を始めるのはアレルギーが心配

赤ちゃんが日々すくすくと成長していく姿は、周りの大人たちにとって何より嬉しいことです。

その中でも離乳食は、ミルクや母乳しか飲まなかった赤ちゃんが食べ物を口にすることで、成長の喜びもひとしおですね。

そんな離乳食ですが、おじいちゃん、おばあちゃんは、なぜか早めに開始したいようです。

赤ちゃんの首が据わっただけで、離乳食の開始を勧めることも。

 

そもそも、赤ちゃんの首が据わる3~4か月頃から、離乳食を始めてよいのでしょうか。

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド2019年3月」では、離乳食を始める時期は生後5~6か月が適当となっています。

赤ちゃんの内臓はまだまだ未熟なので、離乳食を早く始めると、赤ちゃんの身体に負担がかかってしまったりアレルギーを発症するリスクが高くなってしまったりする可能性があるんです。

また、離乳食が遅すぎるのも、赤ちゃんが栄養不足になってしまいます。

それらの観点から、また、発達の段階のことなどを考慮すると、5~6か月頃からの離乳食のスタ―トが望ましいようです。

ですので、首が据わったからといっても、それだけでは離乳食をスタートさせる目安にはなりません

 

また、昔は、体重が〇〇以上で離乳食を開始OKと、言われていたこともあったようですが、今は、体重で離乳食のスタート時期を決めることはないようです。

離乳食を始める目安としては、生後5~6か月になり、下記のような様子が1つ2つ見られたらといわれています。

  • 首がしっかりと据わって、支えてあげればお座りができる。
  • よだれが増えて、大人が食事をしていると興味を示したり口をモグモグさせたりしてきた。
  • 生活リズムが整ってきた。
  • スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなってきた。

 

ちなみに、気になるアレルギーですが、もちろん生後5~6か月よりも早い離乳食開始では、リスクが高くなる可能性はあります。

しかし、実は、指導通りに始めても、遅く始めても、体質的なこともあるので、離乳食を与えてみないとわからないのです。

残念ながら、離乳食開始時期を遅くしたからといって、全ての赤ちゃんがアレルギーを回避できるわけではないんですね。

ですので、特別に医師から指導がなければ、生後5~6か月頃からスタートさせた方が無難といえるでしょう。

指導通りに離乳食を与えて、アレルギーの症状が出たら、医療機関に相談しましょう。

 

首が据わるとアレルギーも気にせず離乳食を始めたがるのはなぜ

義父母、もしくは実父母が、赤ちゃんの離乳食を早く始めたがるのはなぜなのでしょうか。

それは、可愛い孫ちゃんをお世話したい一心なのかなあと思います。

特に母乳で育てられている赤ちゃんは、祖父母が手をかける機会って案外ないものです。

離乳食が始まれば、いよいよ自分たちの出番ができると思うから。

仕方がないですよね、孫という存在は世界一可愛いといいますから!特に初孫は。

 

また、昔のやり方に固執してしまう義父母や実父母もいらっしゃると思います。

特に、自分の子供が丈夫に育った場合は、なおさら子育てに自信があるのかもしれないですね。

 

確かに、私が子育てをしていた頃は、4か月からの果汁の指導もあったし、それよりちょっと前の頃は、離乳食は4か月からのスタートと指導されていたようでした。

しかし、その指導で何か問題があって、専門家がいろいろと検討した結果が、今の指導のだと思うんです。

特に、4か月からの果汁に関しては、今でもそれがよいと思い込んでいる方が、たくさんいらっしゃることに、びっくりです。

以前は、離乳食の開始前に準備期間として果汁やイオン飲料、スープの上澄みを与えていましたが、現在では、それらを与えることの栄養学的なメリットはないそうなのです。

さらに、虫歯や下痢、栄養障害、アレルギー発症のリスクにも関係するといわれていますので、離乳食前の準備期間は必要ありません

 

また、もしかしたら、祖父母だけでなく、ママの中にも、離乳食が楽しみで早くスタートさせたいと思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、未熟な赤ちゃんの内臓に負担をかけないためにも、離乳食は生後5~6か月頃から始めましょう。

それに、離乳食って、思っているほど楽なものではありません。

あえて、1か月も2か月もより長い期間、離乳食を作ることもないかと思います。

 

首据わり時期の離乳食スタートでのアレルギーリスクを知ってもらうには

赤ちゃんの首が据わったからと、離乳食を始めたがる祖父母。

アレルギーにならないようにと、細心の注意を払って赤ちゃんのお世話をしてきたのにと思いながらも、グッと堪えて、モヤモヤしてしまうママ。

あるいは、「アレルギーが心配で」と返したら、「昔はこうやって育てて、ちゃんと育ったんだから」とか「あなたは神経質だから」なんて言われて、カチンときてしまうママ。

いずれにせよ、祖父母との関係をなるべく良好に保ちたいと思うと、いろいろ悩んでしまいますよね。

 

私も、出産後は実家にお世話になりましたが、両親は昔の育て方を押し付けるばかり。

私の言い分も聞いてくれず、揉めるのが嫌で、早々に引き上げてきてしまいました。

その後も、いろいろあり、ほとんど子どもを親に預けたことはありませんでした。

 

今思うことは、義父母であっても実父母であっても、自分がどう思われようが我が子は守らなければならないということ。

伝えなければならないことは、伝えるべきだと思います。

でも逆に、危険なアレルゲン以外の食べ物だったら、1回2回くらい大丈夫だったかなあ、ちょっと神経質すぎた部分もあったのではと、思うところもあります。

 

とりあえず、1度はきちんと説明してみましょう。

伝えても取り合ってもらえない場合は、なるべく目を離さない極力預けない、行っても短時間で済ませることが懸命かもしれませんね。

預けなければならない場合は、食べてもよい離乳食やおやつを持参するとか。

また、小児科の先生や保健師さんに言われていると伝えたり、育児書などを見せたりするという方法もよいかもしれません。

さらに、どうしても祖父母に預けるのが不安だという場合には、一時保育やベビーシッターさんにお願いしたってよいと思いますよ。

 

それから、取り返しのつかないこと以外だったら、少しくらい目をつぶったり、気にしないようにするのも大切かなと思います。

ただ、気持ち的に、このさじ加減がとっても難しいですけどね。

 

おじいちゃん、おばあちゃんが、大切な赤ちゃんと関わるのならば、アレルギーの怖さを理解してもらう必要があと思います。

勉強だと思って、いろいろ知恵を絞って伝えてみてくださいね。

言いにくいでしょうが、我が子を守るために頑張って!!