ドイツ人は真面目で神経が細かく、日本人と似たところがあると聞きます。そんなドイツの子育てからは、学べることが多いかも知れません。ということで今回は、外国の子育ての本を集めてみました。

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ドイツの子育てといえば、この人!

ドイツの子育てを語るうえで注目されやすいのは、ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)の教育理論です。彼は神秘思想家、哲学者、教育者などいくつもの顔を持っており、幅広い知識と独自の感性を、多くの人に伝えていました。

 

彼の理論を採用した学校はヨーロッパ圏では「ヴァルドルフ学校」などと呼ばれ、全国各地に600校ほど存在しています。アジア圏ではシュタイナー教育という名前で語られるのが一般的で、日本でも2013年にシュタイナー学校協会が作られたそうです。

 

死後90年も経っているのに、その思想が脈々と受け継がれているんですね。日本だけでなく、世界じゅうの親子が「これからも伝えていきたい」と考える子育て。いったい、どういったものなんでしょうか。

 

シュタイナーの教育理論って?

あまり多くを語ると本を読む楽しみが薄れてしまうので、簡単に説明しますね。シュタイナーは人間の成長を7歳ごとに区切り、それぞれの時期に必要なものを示しました。その中でも0~7歳の教育は最も重要だと考えていました。

 

彼の教育は感性を磨くことに重点を置いています。丁寧な食事や自然との触れ合いで、からだを作っていくこと。それから絵や音楽に触れて、こころを豊かにすること。こうした五感を大事にする子育てを推奨しています。

 

さらに子どもの部屋づくりなどについても持論を展開しています。彼の理論は『おうちでできるシュタイナーの子育て』に写真やイラストとともに分かりやすく書かれています。自然派な子育てが好きな方には、特にオススメです。

 

この他にも、シュタイナーの名がつく本を集めてみました。

似たような子育て理論の人はいる?

同じように世界じゅうで注目されている人はいるかと探したところ、マリア・モンテッソーリ(1870-1952)という人が見つかりました。医学博士でもあった彼女の理論はモンテッソーリ教育の名で広まっています。

 

モンテッソーリ教育では、知的障害児へ感覚的な教育をすれば、知的水準を上げられるということが証明されました。また、子どもがひとつの物事に熱中して同じ作業を繰り返す時期を敏感期と名づけ、あたたかく見守るように促しています。


『おうちでできるモンテッソーリの子育て』では、大人から見ると簡単なことだけれど子どもは上手く出来ないことを、ひとつひとつ丁寧に説明してくれていました。子どもとの暮らしは、こうやって作ればよかったんだ、無駄に怒っていたなと反省させられました。


『モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方』には、子どものこだわりや敏感期について、より詳しく説明してあります。親が問題だと受け取りがちな行動を見直し、子どもを自主性のある子に育てる方法論が載っています。マンガつきで楽しく読めますよ。

他に参考になりそうな子育て本は?

他にも外国の子育て話で役立ちそうな本があるか、探してみました。こちらはシュタイナーとは別の、ドイツの子育てや生活にまつわる本です。

 

『フィンランド式叱らない子育て』という本には、子どもを褒めて伸ばす方法が様々なシチュエーションで書かれていました。漫画の部分が多く読みやすいので、本を読む時間がとりにくい人にもオススメです。


最後は『ダーリンは外国人 with BABY』。これは、日本人と外国人との間に産まれた子どもをテーマにした育児エッセイ漫画です。2010年に映画にもなった『ダーリンは外国人』の続編で、親である二人が子育てを通して学んだことが描かれています。

 

両親の価値観の違いや子育てでの発見など、赤ちゃんとの日常を楽しく書いてあるので、疲れた時に読むと癒されます。子育て中の「ちょっと気になること」について答えてあるページもあり、役立ちますよ。

まとめ

外国の子育てについての本を読むことで、今までとは違う視点を持って、新鮮な気持ちで育児に取り組めるようになれたらいいですね。次回は、育児エッセイを紹介します。よかったら見てみてください。