離乳食が始まると、赤ちゃんに与える食事のバリエーションを増やしたいというママやパパも多いのではないでしょうか?
そんな時におすすめなのが、バナナケーキです。
ここでは、離乳食におけるバナナケーキの魅力や作り方、アレンジレシピなどを詳しくご紹介します。
バナナケーキが離乳食におすすめな理由
バナナケーキは、離乳食におすすめの食材である理由がいくつかあります。
まずはバナナケーキが離乳食におすすめな理由について、ご紹介します。
栄養価が高くて食べやすく、消化にも良い食材
まず、バナナは栄養価が高く、消化にも良い食材です。
ビタミンB6やビタミンC、カリウム、食物繊維などが豊富に含まれており、赤ちゃんの健康的な発育をサポートします。
また、バナナの食感は柔らかく、歯が生え揃っていない赤ちゃんでも食べやすいのが特徴です。
手づかみ食べの練習になる
次に、バナナケーキは手づかみ食べの練習にもなります。
離乳食の中期から後期にかけては、赤ちゃんが自分で食べ物を手に取って食べる練習が重要です。
バナナケーキは、適度な大きさに切り分けることで、赤ちゃんが自分の手で掴んで食べることができます。
この練習は、赤ちゃんの自立心を育てるとともに、手指の発達にも役立ちます。
アレルギーに対応したケーキ作成も出来ること
また、バナナケーキは、アレルギー対応ができるのも大きな利点です。
卵や小麦粉、乳製品を使わないレシピもあるため、これらの食材にアレルギーがある赤ちゃんでも安心して食べることができます。
アレルギー対応レシピを活用することで、多くの赤ちゃんに適したメニューを提供できるでしょう。
さらに、バナナの甘みを生かせば、砂糖を使わなくてもおいしいバナナケーキを作ることができます。
離乳食では、なるべく添加物を控えめにすることが望ましいため、バナナの自然な甘みを活用できるのは大きなメリットと言えます。
バナナケーキが離乳食にする際の注意点
バナナケーキを離乳食に取り入れる際は、いくつかの注意点があります。
ここでは、いくつかの注意点について、詳しくお伝えします。
アレルギー等の材料
まず、バナナケーキに使用する材料に気をつけましょう。
卵や小麦粉、乳製品にアレルギーがある赤ちゃんの場合は、これらの材料を使わないレシピを選ぶ必要があります。
砂糖の使用量
また、砂糖の使用量にも注意が必要です。
離乳食では、なるべく添加物を控えめにすることが望ましいため、砂糖の量を最小限に抑えるか、バナナの甘みだけで十分な場合は砂糖を使わないレシピを選ぶのがおすすめです。
ケーキの与え方
次に、バナナケーキの与え方にも気をつけましょう。
離乳食の中期(7〜8ヶ月頃)では、バナナケーキを小さくちぎって与えます。
一口サイズに切り分けることで、赤ちゃんが食べやすくなります。
離乳食の後期(9〜11ヶ月頃)になると、手づかみ食べができる大きさに切ることができます。
ただし、大きすぎると喉に詰まらせる危険があるため、一口大を目安に切り分けましょう。
保存方法
また、バナナケーキの保存方法にも注意が必要です。常温で保存する場合は、2〜3日以内に食べ切るようにしましょう。
冷蔵庫で保存する場合は、5日程度が目安です。
長期保存する場合は、冷凍保存がおすすめですが、解凍後はなるべく早めに与えるようにしてください。
離乳食の時期別バナナケーキの与え方
赤ちゃんの成長に合わせて、バナナケーキの与え方を変えていきましょう。
ただし、あくまでも目安なので、赤ちゃんの様子を見ながら量を加減してくださいね。
赤ちゃんの食欲や成長に合わせて量を調整することが大切です。
離乳食中期(7〜8ヶ月頃)
バナナケーキを小さくちぎり、赤ちゃんが食べやすい大きさにします。
1回の食事で10〜15g程度を目安に与えましょう。
離乳食後期(9〜11ヶ月頃)
手づかみ食べができる大きさに切ります。一口大が目安です。
1回の食事で30〜40g程度を目安に与えましょう。
離乳食完了期(12〜18ヶ月頃)
大人と同じような形や大きさでOKです。
1回の食事で50〜80g程度を目安に与えましょう。
バナナケーキの簡単レシピをご紹介!
バナナケーキの基本的なレシピをご紹介します。
材料
- 小麦粉 100g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- バナナ 1本
- 卵 1個
- 牛乳 50ml
- サラダ油 大さじ1
- 砂糖(または甘味料) 20g
作り方
- バナナをフォークでつぶします。
- ボウルに小麦粉とベーキングパウダーを入れ、よく混ぜ合わせます。
- 別のボウルに卵を割り入れ、砂糖を加えて泡立て器で混ぜます。
- 3のボウルに牛乳、サラダ油、つぶしたバナナを加えて混ぜ合わせます。
- 4のボウルに2をふるい入れ、ゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜます。
- 型に5の生地を流し入れ、170度のオーブンで30分ほど焼きます。
焼き上がったら粗熱を取り、一口大に切り分けたら完成です。
アレルギー対応バナナケーキのレシピ
卵や小麦、乳製品にアレルギーがある赤ちゃんでも食べられるレシピをご紹介します。
卵不使用レシピ
- ホットケーキミックス 100g
- バナナ 1本
- 豆乳 50ml
- バナナをつぶし、ホットケーキミックスと豆乳を加えて混ぜる。
- 耐熱容器に流し入れ、ラップをかけて電子レンジ600wで2分加熱する。
乳製品不使用レシピ
- 薄力粉 100g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- バナナ 2本
- グラニュー糖 30g
- 無調整豆乳 50ml
- サラダ油 大さじ1
- バナナをつぶし、グラニュー糖、豆乳を加えて混ぜる。
- 薄力粉とベーキングパウダーを加えて混ぜ、サラダ油を加えて混ぜる。
- 型に流し入れ、170度のオーブンで30分焼く。
小麦粉不使用レシピ
- バナナ 小1本
- 片栗粉 大さじ3
- バナナをつぶし、片栗粉を加えて混ぜる。
- フライパンに薄く油を引き、生地を流し入れて両面を焼く。
バナナケーキの保存方法とアレンジレシピのポイント
作ったバナナケーキは、常温で2〜3日、冷蔵庫で5日ほど保存できます。
長期保存する場合は、冷凍がおすすめ。1ヶ月ほど日持ちします。
バナナケーキのアレンジレシピも豊富です。
にんじんを加えたり、ヨーグルトを混ぜ込んだり。バナナときな粉の組み合わせもおいしいですよ。
まとめ
バナナケーキは、栄養価が高く、アレルギー対応もできる優れた離乳食メニューです。
赤ちゃんの月齢に合わせた与え方を心がけ、時には冷凍保存で作り置きをしておくと便利ですね。
バナナの甘みを生かしたアレンジレシピにも挑戦してみてくださいね。