離乳食後期のうどんの量ってどれくらい?栄養満点レシピもご紹介

離乳食に関すること

離乳食後期にも大活躍するうどん。手軽に使えるものの、どのくらい与えていいのか、大人と同じような調理法でいいのか迷いますね。

そんな離乳食後期にありがちなうどんの量についての悩み・疑問をまとめてみました。

離乳食後期のうどんの量の目安は?

離乳食後期のうどんの量は、おおよそ80g~90gと言われています。乾麺ならゆでる前で10本程度、生麺・冷凍・ゆでうどんなら1/3玉が目安です。

育児本やネットではさまざまな量が載っていて混乱しがちですね。離乳食後期の基準も、目安の月齢が9カ月~11カ月と幅広く、個人差も大きい時期なので、赤ちゃんの食べ具合で量を調節してみてください。

 

離乳食後期のうどん、「塩分」の量に気をつけて!

一言でうどんと言っても、実はうどんの種類によって塩分量に大きな差があります。100gあたりの塩分量は生麺で2.5g、乾麺で4.3g、ゆでうどんは0.1g~0.8g、冷凍うどんは0.3~0.8gです。

離乳食後期の赤ちゃんの塩分摂取可能目安は1日0.1g~0.3gですので、そのままだと、どの麺を与えてもかなり塩分オーバーしてしまいます。必ずたっぷりのお湯でゆでた後に水にさらしたり軽く揉んだりして水洗いをするなどの「塩抜き」を忘れずに

心配な場合は、離乳食用のうどんを利用すると安心ですね。私は大人と同じ麺が使えて楽なので、水洗いをしっかり気を付けて普通の麺を使っていました。

 

離乳食後期はうどんの「具」の量を調節をしよう

離乳食後期ごろのうどん好きな赤ちゃんは1玉食べてしまう、という話をよく聞きますが、いくら好きだとはいっても、やはり食べ過ぎは心配になりますね。かといって食べさせないと、泣いたり怒ったりしてしまう場合は、やはり量が足りていないせいです。

そんなときは、うどんそのものの量を増やすのではなく、うどんの具の量を増やしてみましょう。具だくさんにすることで、栄養バランスも良くなります

また、うどんは喉ごしが良いため、噛まずに飲みこんでしまいがち。結果、早食いや量が増えている子も多いようです。ゆで時間を今までより少し短めにして、歯ごたえを残すぐらいにしてあげると噛む練習にもなりますし、モグモグ噛むことで満腹中枢が刺激され、肥満防止にもなります。

 

離乳食後期のおすすめうどんレシピ

うどんは炭水化物で糖質が多め。タンパク質や野菜をうまく組み合わせて具だくさんにすれば、1品で栄養バランス良い離乳食に!ママも洗い物が減って楽チンです。

☆簡単なのに栄養満点!卵とじうどん

①うどんをゆで、水洗いしておく。

②出汁に、刻んだきのこ類(しめじやなめたけ、椎茸などなんでもOK)、キャベツ、小ネギ、にんじんを入れて煮る。

③野菜類が柔らかくなったらうどんを加え、一煮立ちしたら溶き卵を流しいれて卵とじにしてできあがり。

 

☆ボリュームたっぷり!根菜とろみあんかけうどん

①うどんをゆで、水洗いしておく。

②豚ひき肉20gをゆで細かく刻む。乾燥ワカメは水で戻し刻む。

③薄切りにした大根・にんじん・ごぼうを出汁で煮て、柔らかくなったら②の豚肉を加え、片栗粉でとろみをつける。

④うどんに③をかけてできあがり。

 

☆手づかみOK!焼うどん

①うどんをゆで、水洗いしておく。

②刻んだ白菜(葉の部分)、にんじん、シラスを柔らかくなるまでゆでて水を切る。

③フライパンに①と②を入れ、軽く炒める。

④醤油を風味づけ程度に加える。(1食分なら2~3滴ほど)

⑤仕上げに青のりを加えてできあがり。

 

うどんは塩抜き後に1食分ずつ小分けに冷凍保存すれば、使うときさっとゆでるだけでOK。1週間はもつので、何かと忙しいお昼の離乳食用にストックを作っておくのもおススメです。

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