離乳食用に市販で売られているベビーフードは、忙しいときや外出時の救世主ですよね。
でもそのベビーフード、小食で食べきれない、または反対に食欲旺盛で足りない、など量で悩んでいませんか?
赤ちゃんのタイプ別に、離乳食でベビーフードを使うときの「量」の悩みを解決する簡単なコツをまとめてみました。
離乳食用のベビーフードの量が多すぎる!小食ベビーへの与え方
離乳食の量が食べきれずに残してしまうと、もったいないし、外出先では持ち帰るのも面倒。
小食ベビーのママは、ベビーフードを使うときも悩みは尽きませんよね。
私も1人目と3人目の子が超がつくほど小食で、色々試しました。
そこで小食ベビーがベビーフードを残さず食べきれる、そんなコツをご紹介します。
普段から小食の赤ちゃんの場合、該当月齢のベビーフードだとしても、全量を食べきれる可能性は低いです。
そんなときは、パウチの中身をお皿に全部あけたり、瓶から直接与えたりしないことがコツです。
「これではちょっと少ないかな」と思うぐらいの量だけお皿に移して、残りは一旦冷蔵庫へ。
もし順調に食べ切って、まだ食べたそうにしていたら、また新しいスプーンでパウチや瓶から少しずつ足していきます。
追加分が冷たければ、レンジで10秒(500w)ほど温めます。
こうすることで、口を付けたものが大量に残ってしまうのを防げます。
ベビーフードの残りがあるけれど追加しなくても満足しているようなら、残りは冷凍保存しましょう。
一度口を付けたものは衛生的に取り置きしておくのはNGですが、先に分けておいたものなら問題ありません。
保存容器に入れたり、ラップで茶巾包みにして冷凍庫に入れておけば、簡単に冷凍ストック完成です。
手作り同様、レンジでチンすればすぐ使えるので、経済的で一石二鳥です。
外出先にも持っていけて便利ですよ。
離乳食用のベビーフードの量が少ない!食欲旺盛ベビーへの与え方
食欲旺盛でベビーフード1袋の量が足りないなら、もう1パック増やせばもちろん解決するのですが、ベビーフードはお値段が張るのも悩みの一つ。
モリモリ食欲全開だった2番目と4番目のうちの子に、ベビーフードを欲しがるまま与えるとお財布がピンチで、とてもできませんでした。
そこで、もっと経済的で、お手軽な方法で食欲旺盛ベビーを満足させちゃいましょう。
主食は手作り&多めに用意
雑炊やチャーハン系のベビーフードは、主食とおかずが合わさっているので本当に便利。
でも食欲旺盛赤ちゃんにとって、1袋で主食とおかずでは量が足りなくなるのが明らかです。
必ずベビーフードは、おかずのみのものをセレクトしましょう。
ちょっと手間ですが、主食は手作りで用意すると、まだ食べたい、と言う赤ちゃんの欲求に柔軟に対応できます。
おうちならおかゆや軟飯、外出先ならパンやバナナ、おにぎりがおススメです。
もし食べなくても、そのままキレイに持ち帰れるものも良いですよね。
おかずをかさ増ししてボリュームアップ
ペロッと食べきってしまうおかずも、自宅にある食材を加えてボリューミーにアレンジすれば、赤ちゃんも大満足間違いなしです!
おかずや月齢にもよりますが、以下の素材がおススメです。
- 冷凍ストックの野菜(カボチャ・サツマイモ・グリーンピースなど何でもOK)
- 豆腐
- チーズ
- 炒り卵
- きのこ類
量が増えるのももちろんですが、栄養価もアップするのが嬉しいところ。
冷凍野菜のストックを使えば、簡単に加えられますし、ストックの使い切りにも役立ちます。
もちろん、シチュータイプにはパン、とろみがついている和風や中華風おかずならご飯、といったように、主食と合わせてもグッドです。
授乳タイムで調節する
まだ食べたがるからと言って、安易に味が濃い目のベビーフードの量を増やしてしまうと、塩分や調味料の摂り過ぎも心配ですよね。
また外出先などで主食の調節やかさ増しが難しい場合もあります。
そんなときは、ぜひ離乳食後の授乳タイムをたっぷり取って、赤ちゃんを満足させてあげましょう。
少し多めにミルクを用意したり、母乳の場合は長めに満足するまで吸わせてあげてください。
スキンシップ効果や安心感も得られるため、赤ちゃんが不安になりがちな外出先では、授乳が効果を発揮します。
外出前や外出後でケアをする
いくら足りないからと言っても、外出先では限界がありますよね。
そんな時は、外出する前や帰宅後の食事補助がポイントです。
自宅で軽く食べさせてから出かけたり、帰宅後は早めにご飯の時間にしてあげる、など柔軟に食事時間を調節してあげましょう。
多少離乳食タイムがずれてしまっても、たまにのことなら食生活に影響が出たりはしません。
赤ちゃんも外出で緊張するはずですから、少しでも機嫌が悪くなる要因を取り除いておいてあげると、ママもお出かけが憂鬱にならずに済みます。
離乳食のベビーフードは、一般的な平均での量で用意されています。個人差が多い離乳食期の赤ちゃんが「少ない」「多い」と感じるのは当然のことです。
ぜひ赤ちゃんに合った量の調節をして、お手軽に経済的にベビーフードを利用してみてくださいね。