離乳食で色々な食べ物を経験させてあげたいと思うのは親心ですね。でも食材によって、取り扱いを誤ると赤ちゃんをアレルギーの危険にさらしてしまうこともあるんです。

そんなアレルゲン食材の中でも今回は「えび」についてまとめてみました。

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離乳食でえびを取り入れる時期はいつがいい?

栄養価も高く、縁起も良いえびは大人用のメニューでは重宝される食材で、お祝い事やイベントなどによく見かける食材ですよね。でも離乳食では、アレルギーの可能性があるので、えびは慎重に進める食材の一つなんです。

えびは「甲殻類アレルギー」を引き起こすアレルゲンが含まれています。甲殻類アレルギーとは、皮膚が赤く腫れたり蕁麻疹症状、嘔吐下痢、呼吸困難などを引き起こし、時には命の危険も伴います。

離乳食で与える場合は、後期のあとの完了期以降(1歳半から2歳)が良いとされています。与えるときは少量ずつ、様子を見ながらにしましょう。

タコやイカですでに症状が出たことがある場合や、えびアレルギーの人が身近にいる場合は特に要注意です。無理に与える必要もありません

 

離乳食でエビを進める場合の注意点は?

まずはえびの鮮度をチェック!

えびを選ぶときはまずは鮮度が大切です。実は鮮度が悪いと、食材そのもののアレルギー以外に、細菌やカビが原因で一時的にアレルギー症状が出ることもあるんです。

えび全体につやがあり、尻尾が澄んだ赤色、身は真っ白なものが新鮮です。古いものだと、尻尾や殻、身の部分に黒ずみが出てくるそうで、変色していないかどうかがポイントです。

調理のポイントは背ワタ取りと、しっかり加熱!

生、ボイル、冷凍など、買ってきたえびにはたいてい背ワタがあります。背ワタはえびの消化器官で、砂なども混入している場合もあるので、まずは背ワタを取り除きましょう

次に、たっぷりのお湯でえびをゆでます。加熱することで、殺菌効果とアレルゲンの軽減ができると言われています。

しっかりと加熱することが大切ですが、あまり加熱しすぎると今度は身が硬くなり、赤ちゃんが食べづらくなってしまいます。3分加熱後、お湯からあげてそのまま余熱で2~3分火を通すと柔らかく仕上がります。

生のえびの場合、鮮度が悪くなるのが早いので、買ってきたらその日のうちに加熱処理までは済ませるのがおススメ。多めに作って冷凍保存もできます。

えびを使った離乳食は与える時間にも注意して

えびを食べてアレルギーが出た場合を考慮して、えびを使った離乳食は平日の朝食や昼食がおススメです。平日午前中なら例えアレルギー症状が出たとしても、その日のうちに小児科を受診することができます。かかりつけの病院の休診日も避けた方がいいでしょう。

 

手作りの離乳食以外にもえびは潜んでいる!

手作りでえびを使った離乳食以外にも、実は知らないうちに赤ちゃんにえびを与えてしまう、そんな危険もあるんです。

外食で大人の料理を取り分けた場合や、大人用のふりかけ、市販の離乳食にもえびは使われています。赤ちゃんに与える前に、必ず店員に確認したり原材料をチェックするクセをつけるようにしましょう。

また、離乳食で大活躍のシラスの中に小えびが紛れていることも。きちんと取り除いてあげてくださいね。

想定外にえびを与えてしまった!そんなときは・・・

えびが入っていることに気づかず赤ちゃんに与えてしまった!そんなときは、数時間赤ちゃんの様子をしっかり観察しましょう

えびでアレルギーが出る場合、早くて1分以内、遅くても数時間以内にアレルギー症状が出る「即時型」タイプです。蕁麻疹や皮膚の腫れ、下痢、嘔吐、腹痛症状が出たら、えびアレルギーの可能性があるのですぐに病院を受診しましょう。

 

えびアレルギーで赤ちゃんが苦しむことは、ママにとっても辛いことですね。けれど、少しの手間でそのアレルギーの危険から簡単に赤ちゃんを守ることもできます。赤ちゃんとえびの離乳食を安全に、そして楽しく進めるためにも、ぜひ今日からトライしてみてくださいね。