離乳食用食器のワンプレート、買ったまま食器棚の奥深くにしまい込んでいるママはいませんか?
なんだか使いにくそう、盛り付けが私には難しそう、と敬遠されがちなワンプレート。
実は使い方さえ知ってしまえば、簡単に使いこなせて、赤ちゃんに楽しく離乳食を食べてもらえる、優れものの食器なんです!
離乳食でのワンプレート食器の賢い使い方を、悩み別にまとめてみました。
悩み1~ワンプレート食器が離乳食に使えるのはいつなの?
ママが与える場合
スタート時期の離乳食はペースト状で水分量がとても多いですね。
ワンプレートのように深さが無い一枚皿だと、お皿全体に離乳食が広がってしまい、すくいづらいのであまり適していません。
水分量がだんだん減ってくる、離乳食初期(スタートから2ヶ月)以降から扱いやすくなってきます。
赤ちゃんが自分で食べる場合
自分でスプーンを持って食べ始めたばかりの赤ちゃんには、縁に高さが無いワンプレートだと、スプーンで上手にすくいとるのはかなり難しく、ご機嫌ナナメになることも。
多少手先が器用になり、スプーンが上手く使えるようになったり、手づかみ食べが始まる、離乳食後期頃がおススメです。
悩み2~ワンプレート食器用の離乳食メニューって難しそう
ワンプレートメニューと言うと、オシャレなカフェが思い浮かんで、離乳食を素敵に盛り付けるなんて無理・・・とハードルが高く感じてしまいますね。
でも実はワンプレートの盛り付けはとっても自由が利くんです。
どこに何を置いても自由ですし、食材を寄せて置いたり離して置くだけでガラッと印象が変わります。
好きなキャラクターや動物、イベントにちなんだ物の形に離乳食をかたどれば、赤ちゃんも大喜び間違いなしです。
お誕生日やクリスマスなどのイベントのときも、ワンプレートを使えば離乳食の赤ちゃんだって一緒にお祝い気分が楽しめますね。
イベントごとの季節感や楽しく食事をする場を作ることで、食育にもつながるのではないでしょうか。
またワンプレートの良いところは、普段のメニューでも簡単に豪華に見えること。
主食とおかず、野菜類をまとめて1皿にのせることで、お子様ランチ風になり、いつもと同じメニューでも気分が変わってパクパク食べてくれることも。
うちの子は小食でしたが、ワンプレートのときだけ、いつもより時間がかからず完食してくれていました。
離乳食がマンネリしてきたな、と悩んだ時はぜひ、気分転換にワンプレートで盛り付けることをおススメします。
悩み3~離乳食をワンプレート食器で出すとぐちゃぐちゃにされそう
スプーンが使えるようになった前後の赤ちゃんは、まだまだ何でも手でつかみたい時期ですね。
目の前にワンプレートで離乳食を出したら、あっという間に全部混ざってぐちゃぐちゃに、なんてことはよくあることです。
赤ちゃんは、手からの感触でも食べ物について勉強している、とも言われているくらい、実は手で食べ物を触ることは自然な行為なんです。
でも、やはりママからしてみたら、せっかく作った離乳食がぐちゃぐちゃにされるのは切ないですよね。
そこで、手づかみ食べが始まった赤ちゃんにワンプレートを使うときは、全て手づかみ食べOKのメニューで統一しましょう!
全て手づかみで食べるものであれば、多少硬さがあるので、メニュー同士が混ざってドロドロ、味がメチャクチャ、なんてことは避けられます。
また、赤ちゃんがスプーンに持ち替えなかったことにイライラせずに済みますよ。
ウズラの卵大のおにぎり、卵焼き、野菜や果物のスティック、ハンバーグなどがおススメです。
ワンプレートと言っても、色々なバリエーションが売られています。
ワンプレートに抵抗がある場合は、まずは仕切り付きのワンプレートからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ぜひお気に入りのワンプレート食器を見つけてみてくださいね。