保育園児の離乳食の進め方はこれでOK!保育園とお家での離乳食を上手に進めるコツ

離乳食に関すること

子どもを保育園に預けながら働いている多くのママたちにとって、悩みとなる離乳食。

働いてる時間帯は子どもと一緒にいることができないため、離乳食をどう進めたらよいか迷ってしまうことが多いと思うんです。

そこで今回は、子どもを保育園に預ている場合の離乳食の進め方についてまとめました。

保育園での離乳食の進め方

お家にいるママが子どもの離乳食を始める場合、保健師さんに指導された通り、または育児書を参考にしながら、離乳食を進めていけばよいですよね。

しかし、離乳食の時期に、すでに働きに出ているママは、保育園との兼ね合いもあって、離乳食をどう進めていってよいか迷ってしまうことがあるのではないでしょうか。

 

離乳食の進め方や方針は、保育園によって様々です。

初期の1回食から行ってくれる園もありますが、中期の2回食や、さらには完了期の3回食からしか対応していない園もあります。

 

初期の離乳食に対応していない場合はお家で食べさせる必要があります

初期の1回食から出してくれる場合は、午前中に離乳食を食べて、あとはミルクだけというところが多いと思います。

それにプラス、午後からおやつを食べさせる園もあるかと思います。

完母で育てた場合には、絞った冷凍母乳にしろ、ミルクにしろ、哺乳瓶に慣れておくことも必要かもしれませんね。

 

中期の2回食を、午前と午後に1回ずつ、保育園で食べさせてもらえるところですとママは助かりますよね。

しかし、園によって対応が違っていて、お昼に1回の離乳食というところもあるようです。

その場合は、やはり、園で食べる他の1回はお家で食べる必要がありますね。

 

完了期の3回食では、3食とも園で食べさせるということはさすがにありません。

お昼のみの離乳食という園もありますし、午前中とお昼に食べさせてくれるところもあります。

お家での離乳食が、朝・夜の2回になるか、夜1回だけになるかは、預ける園によります。

離乳食がお昼のみ1回という保育園の場合、ママは朝と夜の食事の支度が大変になってしまうかもしれませんね。

 

離乳食が終了した後は、幼児食になり、食事が出るのはお昼のみ、午前と午後におやつが出ます。

園によっては、離乳食完了期から幼児食に切り替わる際に、移行食を挟むこともあります。

 

また、ほとんどの保育園では、「食材お試しリスト」などといった食材の一覧表が配られます。

そのリストの食材が大丈夫かどうか、お家で試してみなければならないんです。

園によってやり方は異なるかもしれませんが、お家で試した食材を保育園の離乳食で出すという進め方が多いかと思います。

ママは、働きながら離乳食を作ったり、リストの食材を食べさせたりと大変だとは思いますが、保育園と連携を取りながら頑張って離乳食を進めていって下さいね。

 

保育園に通いながら離乳食を進めることって、実はメリットもたくさんあるのです。

保育園では、栄養士さんが栄養のバランスも考えてくださっていますし、お家ではあまり作らないものや、手の込んだメニューなどを食べさせてもらえます。

お家での離乳食が少々偏っていても、保育園ではいろいろな食材を出してくれますので、ちょっと気が楽ですよね。

また、その時期に合った食材の硬さや大きさ、子どもが好きな食べ物や食べさせ方などのアドバイスがもらえるので、ママとしては一人で迷ったりすることなく、安心して離乳食を進められるのではないでしょうか。

 

保育園に預けている場合のお家での離乳食の進め方

働きながら子育てをしているママにとって気になるのは、お家での離乳食の時間ですよね。

離乳食について、1回食には対応していない、または、2回食・3回食ともに、お昼のみの対応といった保育園の場合、1回分、ないしは2回分の離乳食をお家で食べさせなくてはなりません。

そうした場合に悩んでしまうのが、そのお家で食べさせる1回分の離乳食を、いつ食べさせるかなのではないでしょうか。

 

初めての食材は、お家であげてください」と、保育園から言われてるけど…

アレルギー対応のため、初めて食べさせる食材は、何か異常があった場合に備えて、係りつけの病院に駆け込めるような時間帯食べさせなくてはならないし。

でも、出勤前のバタバタしている朝に離乳食を食べさせるのは大変!

働いているママにとって、この3つをクリアするって、けっこうハードルが高いと思います。

ですので、働いているママのお家での離乳食の進め方は、そのご家庭によっても様々なんです。

 

基本的には、朝に食べさせるのが理想ですね。

働いているママたちも、朝の忙しい時間帯に離乳食を食べさせるため、いろいろな工夫をしているようです。

時間がある時に多めに作った離乳食を、朝にすぐ用意できるようにしておくというママが多いですね。

パパにも手伝ってもらって、とにかく先に子どもに食べさせるというママ。

逆に、準備を全て終えてから、汚れてもいいスモックなどを服の上から着せて食べさせるというママも。

やり方はいろいろですね。

 

また、仕事に行く日の朝に食べさせるのは無理なので、試したことがある食材は朝にこだわらずママが用意しやすい時間に、初めて食べる食材は仕事がお休みの土曜日の朝に食べさせるというママもいらっしゃいます。

もちろん、係りつけの小児科の診察日と診察時間は確認して。

日曜日にやっている小児科医院を係りつけにしてもよいかもしれません。

 

それから、月齢的に大丈夫そうな食材は、なるべく保育園に入る前にクリアしておくとよいですね。

ただし、離乳食を月齢より早く進めることは、未熟な赤ちゃんの内臓に負担をかけるおそれがあるのでおススメできません。

 

ただでさえ離乳食は、一進一退でなかなか思い通りには進んでくれないものです。

働きながら、離乳食を進めていくのはどんなに大変なことかと思いますね。

でも、なんとか工夫しながらお家での離乳食を進めていって、この大変な時期を乗り越えてほしいと思います。

 

保育園での離乳食の進め方に疑問を感じた場合は?

今は、あちらこちらでアレルギーの情報が飛び交っていて、ママも心配になってしまいがちです。

もしかしたら、保育園の離乳食の対応に不安を感じる時があるかもしれません。

あまりビクビクし過ぎて、離乳食が進まなくても問題です。

なるべく不安にならないようにするためには、正しい知識を持つことだと思います。

 

それでも、保育園の離乳食の進め方に疑問を感じるようでしたら、毅然とした態度で冷静に保育士さんに伝えてみましょう。

ここで気をつけたいのは、喧嘩口調にならないようにすること。

前もって、伝えたいことをまとめておいたり、口に出してリハーサルしておくのもよいかもしれません。

 

もし、担当の保育士さんに伝わらない場合は、栄養士さんに、または園長先生など上の方に相談してもよいと思いますよ。

保育士さんたちとのコミュニケーションを大切にしながら、疑問に思うことはよく相談しましょう。

 

どうしてもアレルギーが心配であれば、事前に検査をするのもおススメです。

赤ちゃんの血液検査はちょっと大変ですが、何かを食べさせる度にビクビクしていたり、離乳食の面で保育園に預けるのが不安でしょうがないといった場合には、きちんと検査をしてお子さんのアレルギー反応について把握しておいた方がよいかもしれませんね。

 

働きながら、離乳食を進めていくのは本当に大変ですし、保育園の進め方と違う点もあって戸惑うことも多いかと思います。

離乳食の進み具合は、その子によってバラバラです。

そして、どの子もマイペース!!

たくさん食べたと思ったら、全然食べなかったり、遊び食べが始まったり…

保育士さんと相談しながら、そして、その子に寄り添いながら、離乳食が進んでいくとよいですね。

忙しい中での離乳食だとは思いますが、思い出になるような楽しい親子の食卓になるよう願っています。

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