離乳食を与えた後で赤ちゃんの身体の様子の変化に「あれ?」と思うことは1度や2度はあるかもしれません。

「急に咳こみだした」「このブツブツはじんましん?」「ぐずぐずが続くなぁ」など感じたら、もしかしたらそれはアレルギー症状の可能性があります。

でも実は、風邪や湿疹と症状が似ていることもあり、病院を受診するか迷うところですよね。

そこで今回は、離乳食で食物アレルギーの疑いがある場合の病院を受診する目安をまとめてみました。

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離乳食で食物アレルギーの疑いがある場合の受診の目安① スタート前

できれば離乳食を与える前にアレルギー体質なのかどうか知りたいところですよね。

ですが、よほどの事情が無いとアレルギー検査をお医者さんから勧められることはありません。

これは離乳食期前の赤ちゃんにアレルギー検査はまだまだ体に負担が大きいためなんです。

 

そこで、事前にできることは、お医者さんによる離乳食の進め方のアドバイスをもらうことです。

特に、両親や兄弟など、家系的にアレルギーを持っている場合は、赤ちゃんもアレルギー体質である可能性は否定できません。

離乳食を始めるタイミングや与える食物の順番、定期的な受診スケジュールなどをお医者さんからアドバイスしてもらいましょう。

この場合の「家系的なアレルギー」とは、食物アレルギーはもちろん、花粉症や金属アレルギー、猫アレルギー、喘息なども対象です。

 

また、体重がなかなか増えない場合も、離乳食スタート前にお医者さんに相談しましょう。

実は体重が順調に増加しない原因がミルクアレルギーだった、と言うケースもあります。

ですので、離乳食前は体重が成長曲線に入っているか、今後のミルクの与え方、離乳食のスタート時期のアドバイスが必要になるのです。

 

離乳食で食物アレルギーの疑いがある場合の受診の目安⓶ 救急車レベル

食物アレルギーは時に「アナフィラキシーショック」と言って命に関わる症状が出ることがあります。

離乳食直後数分以内に起こりはじめます。

 

症状は、呼んでも反応が無いような意識障害、呼吸困難、繰り返し嘔吐し続けるなどです。

また、激しく泣いてお腹を押さえるような仕草や縮こまった姿勢する場合は激しい腹痛が起きていることもあります。

このようなときは迷わず救急車を呼びましょう。

 

救急隊員の方に聞かれることは、いつからどんな症状が起こったか、ここ1週間の体調や離乳食前の様子、何を食べたか、などです。

初めての救急車や、アレルギー症状を目の当たりにした場合は、ママも気が動転してしまうかもしれません。

ですが、正確な情報を伝えられるかはその後の処置にも関わってきます

走り書きで構わないので、症状や時間のメモをとってくださいね。

救急車が到着するまでの間、症状が複数出たり、変化することも多々ありますので、経過も書いておきましょう。

 

離乳食で食物アレルギーの疑いがある場合の受診の目安③ かかりつけの医者にすぐ行くレベル

腹痛がおさまったり再発を繰り返す場合や、顔やまぶたが腫れた場合、全身にじんましんが広がったときは、かかりつけの医者をすぐ受診しましょう。

また、離乳食直後からずっと機嫌が悪い、泣き止まない、下痢、1~2回の嘔吐、血便が出るなどの症状がある場合も受診が必要です。

 

症状が出始めるのが、直後だけでなく、数時間後と言うこともあります。

アレルゲン食材や初めての食材、以前アレルギー症状らしきものが出た食材は必ず午前中に与え、万が一症状が出ても診療時間内に受診できるようにしましょう。

 

離乳食で食物アレルギーの疑いがある場合の受診の目安④ 経過を自宅で観察するレベル

アレルギー症状が軽いときは、自宅で安静にして経過を見守りましょう。

軽度の症状としては、離乳食後からのくしゃみや透明な鼻水がひっきりなしに出る場合や、機嫌よく遊んでいられる程度のかゆみ唇が腫れるなどの場合です。

じんましんも全体ではなく、一部分にとどまっているなら様子を見てもいいでしょう。

 

ただし、離乳食で何を与えたかはきちんとメモしておき、次回以降の離乳食では一旦控えましょう。

でも勝手な自己判断で思い当たった食材をずっと除去し続けることはNGです。

アレルギーを助長する可能性がある、との研究報告もあります。

 

ですので、過度の除去や、逆に放置するのはよくありません。

次回かかりつけ医者を受診するついでや、乳児健診時の栄養相談などのときに、専門的な知識をもとにアドバイスをもらいましょう。

 

また軽症の場合は絶対医者に行ってはいけない、と言うことでもありません。

ママの気持ちやスケジュールに余裕がある場合は、安心料として受診しても構いません。

 

 

気を付けていても突然アレルギー症状は出てしまうため、決してママのせいではありません。

症状を見極め、病院受診の目安さえ知っておけば、赤ちゃんの命を守ることができます。

ぜひ今回ご紹介した受診の目安となる症状と受診の方法を参考にしてみてくださいね。