離乳食後期の1週間のメニュー作りのコツ&気を付けたいポイントまとめ

離乳食に関すること

離乳食後期になって、どんなメニューにしたらいいのかと悩みで頭がいっぱいになっていませんか?食事の回数は3回になるし、栄養バランスも考えなくてはならない上に、好き嫌いや食べる量にムラがあったりして、思うように進まずついイライラしがちです。

離乳食後期に陥りがちな、そんなメニューの悩みについて、1週間単位で考える離乳食メニューのポイントをまとめてみました。

離乳食後期の1週間のメニューのポイント

1週間トータルで栄養バランスのとれたメニューにする

離乳食後期は、食事からの栄養がメインとなり、栄養バランスのとれた食事にする必要があります。栄養が偏ると、好き嫌いの原因になったり、発達に影響が出る可能性もあるのです。

でもそんなに難しく考えなくても大丈夫。1食ごとの栄養バランスも大切ですが、おおまかに1週間トータルでまずは栄養を考えてみましょう。

栄養バランスの良いメニューとは具体的には、炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルが摂れる食事のことです。どの食材がどの栄養にあたるのか、それもちょっと小難しいですね。まずは見た目がカラフルになるようなメニューを目指しましょう。

カラフルにすることで、実は栄養バランスも自然と良くなるんです。不足しがちなミネラルやビタミンをカラフルな緑黄色野菜は補ってくれます。また、赤ちゃんはカラフルな色を好む傾向にあり、離乳食を彩り良くしてあげることで、赤ちゃんの食欲も刺激してくれます。

旬の食材を取り入れる

旬の食材は、栄養価が豊富ですので、これを離乳食に取り入れない手はありません。例えばほうれん草は旬の冬のほうが、他の季節に比べ、ビタミンが2倍以上も含まれています。年中同じ食材を摂るよりも、旬の食材を取り入れることでよりおいしく、効率的に栄養バランスの良いメニューになるということです。

旬の食材を使うことへのメリットは他にも。旬の食材は何といっても、安く手に入ります。家計も助かりますね。

手づかみ食べを取り入れる

食に興味が出てきて、自分から離乳食に手を伸ばしてつかむ子には、ぜひ手づかみ食べメニューを取り入れてあげましょう。手づかみ食べのメリットは、何といっても好奇心を満たしてくれることと、手からの刺激で発達を促します。

 

離乳食後期の1週間のメニューで気を付けたいこと

調味料の使い過ぎに気を付けて

大人メニューからの取り分けが増える時期。完成品からの取り分けは、赤ちゃんの1日の調味料摂取可能量を超えがちです。味付け前の取り分けや、完成品を薄めたりと、調味料の量に気を付けましょう。

栄養は同じでも違う食材を取り入れて

栄養もあるし好きだから、と同じ食材ばかり与えるのは、偏食の原因になったり、栄養バランスも偏りがちです。とくにタンパク質は同じ食材を連続で与えるのは避けましょう。卵、魚、肉、豆類、乳製品をローテーションで取り入れると、メニューもバラエティ豊かになりますね。

 

離乳食後期の1週間のメニューに悩んだら

1週間のメニューに行き詰まったら、たまにはベビーフードも取り入れてみてはいかがでしょうか。最近のベビーフードは1食で栄養バランスも良く、手作りメニューの参考にもなるはずです。

また、朝は手早く作れるもの、お昼は手作り、夜は大人からの取り分け、など自分なりにペースをつかむと長い離乳食づくりも少し楽になるかもしれません。

おやつもそろそろデビューの時期ですね。食事で摂れなかった栄養は、おやつで補ってあげようと気楽に考えましょう。フォローアップミルクも鉄分が足りないときには頼もしい味方です。

離乳食は毎日のことでうんざりしがちですが、あらかじめメニューを決めておくことで、毎日考える手間が省け、買い物も一度で済ませられたりと、実は時短と経済的でもあるんです。ぜひ1週間のメニューをまとめて考えて、栄養バランスの良い離乳食を作ってみてくださいね。

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