育児ストレスで太るって本当?太ってしまう理由と太らないためにママが実践している事

育児のストレスについて

出産して、子どものお世話に夢中になっているうちに、気が付いたら、体重が増えていた!なんてことありませんか?

楽しい子どもとの生活…でも、意外に育児のストレスも多くて、太ってしまった~と、悩んでいるママも多いんです。

今回は、なぜ育児ストレスで太るのか、対策はあるのか考えていきたいと思います。

育児ストレスでママが太る理由

子どもと一緒にいて、可愛い!楽しい!癒される!って感じる時って、メチャメチャ幸せです。

でもその反面、子育てって、思い通りにならないことばかりですよね。

 

授乳やおむつ替えなどの赤ちゃんのお世話に明け暮れて、睡眠、食事、お風呂、トイレも思うようにできなくて、家事も進まず、まずもって自由時間なんてまったくといっていい程ないですよね。

少し大きくなると、ますます目が離せなくなったり、離乳食に手こずったり…そのうちにイヤイヤ期に突入して…

成長するとともに、少しずつ手はかからなくなりますが、別の心配事が出てきたり…

そして、「良い子に育てなくては」というプレッシャー。

そう!ママって、子どものことで、ずっとずっと何かしらのストレスを抱えているんです。

 

そんなママのストレスですが、実は、人間の体はストレスによって太りやすくなるという、れっきとしたメカニズムがあります。

それは、ストレスが溜まると、脂肪を蓄える作用がある「コルチゾール」というホルモンが分泌されるので、太りやすくなってしまうんです。

また、自律神経のバランスが崩れて、血糖値が低くなったり、食欲中枢が正常に働かなかったりすために、甘いものを食べたくなってしまうそうです。

そのほかにも、ストレスや不規則な食事から、手っ取り早く「お菓子」に手が出てしまったり、子どもの食べ残しを食べたり。

それから、家に引きこもりがちで、自然と運動不足になったり。

このように、ママが育児ストレスから太ってしまう要因はたくさんあるんですね。

 

育児ストレスで太らないようにする工夫

どうせなら、妊娠前の体形を維持して、カッコイイママでいたいものです。

では、育児ストレスで太らないようにするために、ママたちはどんな工夫をしているのでしょうか。

食事に気を付ける

間食をなるべくしないためにも、食事は、朝・昼・夕とそれぞれきちんとしっかり摂りましょう

イライラすると、どうしても甘いものに手をつけたくなるものですが、食べたいと思った時は、一呼吸おいてみるといいかもしれません。

何か口にしたいと思った時は、温かい好きな飲み物を飲んで、リラックスしましょう。

また、ついつい食べてしまう子どもの食べ残しにも注意が必要ですね。

 

他にも、食べ方については、いろいろ工夫しているママが多いようです。

  • 食事は大皿からワンプレートに取り分けて、子どもの食べ残しをなるべく最小限にする。
  • 夕食の時間を早める。
  • 早食いしないように子供に食べさせてからゆっくり食べる。
  • 子どもの分を大人の分から取り分けて、子どもの食べ残しで太らないように気をつけている。
  • 子どものおやつタイムでは、自分は飲み物だけにする。

なるべく動く

子育ては、体力のいる仕事です。

でも、外に出て子どもを遊ばせるのと、家に引きこもっているのとでは、断然運動量が違います。

できれば、公園や児童館などに行って、子どもと一緒に動いてくると、必然的に運動量が増しますし、めったやたらにお菓子に手が伸びることもありませんよね。

子どもを外に連れ出して、泣いたり騒いだりと、大変に感じる場合は、お散歩だけでもよいので、外に連れ出しましょう。

外の空気を吸うだけで、リフレッシュできますし、毎日歩くことで、子どもの足も丈夫になります。

 

また、ちょっとだけでも外に出ていくと、人の目も気になって、気持ちも身だしなみもシャキッとしますよね。

太らないようにするためには、人の目も大事です。

子どもには、出掛ける前に「お昼ご飯まで戻ろうね」「お散歩に行きたい人は、ママの言うことをよく聞いてね」などと、繰り返し何度も何度も、言い聞かせてみてください。

 

それから、私が断然おススメなのが「おんぶ」です。

お赤ちゃんの首が据わったなら、おんぶを使わない手はないと思うんです。

子どもがいると、泣いたり、駄々をこねたりと、なかなか子供の側を離れるタイミングって難しい、離れられたとしても、またすぐ呼ばれてしまう…

でも、おんぶをすれば、家事がある程度自分のペースで進みます。

それにプラス…ササッと動けて、子どもを見ながらダラダラ動くよりは、ずっと体力も消耗すると思います。

好きなことをする

子どもがお昼寝をしている時や、夜に寝かせつけた後に、何か没頭できるものを、30分でも1時間でも集中してするだけで、スッキリすることがあります。

 

例えば、読書や好きな音楽を聞く、録画した番組やDVDを観る、それから、趣味に打ち込むのもよいかもしれませんね。

好きなことに集中していれば、お菓子の誘惑に惑わされることもありませんし、ストレスも解消されます。

子どもが起きても、すぐに止められるものを、選んでするとよいでしょう。

 

また、ママ友や親しいお友達とおしゃべりするのもよいですね。

おしゃべりしていれば、お菓子はあっても、相手の手前、そんなにたくさん食べるということはしないでしょうから。

卒乳後は食事の量に気を付ける

卒乳後も、体重の増える危険なタイミングです。

私もそうでしたが、授乳中は食べても食べても痩せる一方でした。

しかし、卒乳した途端に、元の体重に戻ってしまいました。

そりゃそうですよね、今まで栄養がおっぱいとして外に出ていっていたのに、その分が身体の中に溜まってしまうのですから。

しかも、このタイミングの子どもって、たくさん食べたり、たくさん残したりと、食べ方が一定じゃないので、ママはついつい子どもが残した物を食べちゃうんですよね。

これでは、意識して気をつけなければ、太ってしまうと思います。

ただし、授乳中であっても、授乳を止めた後でも、その人によって、痩せ方、太り方は、それぞれ差がありますので、体重管理に注意してくださいね。

 

太ることを気にして育児ストレスから過食症に

育児ストレスから、「過食症かもしれない」と、悩んでいるママもいらっしゃるようですので、ちょっとだけ「過食症」について、お話ししたいと思います。

過食症とは、何らかの心理的ストレスがきっかけで、大量の食べ物を胃の中に詰め込む無茶食いをして、それを解消するために自己嘔吐や下剤の乱用などで排出行為をして、習慣化していく疾患です。

 

過食症の要因としては、ストレスはもちろんのこと、環境下だったり、個人的な要因だったりと、いろいろな要因が複雑に絡み合っている場合が多いようです。

また、食べ物に対する依存や、自己嘔吐に伴う脳内神経伝達物質も関係しているのではという指摘もあり、自分一人の力では治すことが難しい病気といえます。

食べることを自分でコントロールできず、体重の増加を防ぐために不適切な排出行為を繰り返す、そのために日常生活に支障があるという場合には、思い切って、心療内科や精神科などといった専門医に相談されることをおススメします。

 

育児ストレスで太るママと太らないママとの違いは

女性って、妊娠してからずっと体重の増減と付き合っていかなければなりませんよね。

特に、授乳が終了する時期頃からが、痩せているママ、太ってしまうママの分かれ道のような気がします。

 

周りのママさんたちを見て思うんです。

痩せているママは、とにかく始終動いている

  • いつお宅にお邪魔しても何となく綺麗にしている(もちろん子供の物は散らかっているけど)
  • ドンと座っているということがない
  • しょっちゅう子どもを外に連れ出している
  • 身なりもいつも小綺麗(スウェット姿でいるということはまずない)

 

特別なことはしてないのかなあと思います。

引きこもってストレスを食べ物で発散させるか、子どもと一緒に外に出て動いているか。

子どもの残り物をただ食べてしまうか、なるべく食べるのを最小限にする工夫をしているか。

家で、子どもとダラダラしているか、おんぶをしてテキパキ動くか。

 

子育ては、思い通りにいかないことばかりで、ストレスから太りやすいことも確かにあると思います。

何かしようと思うと、必ずといっていいほど邪魔される…

しかし、特別なことをしなくても、ちょっとだけ工夫したり、日々心掛けたりすることで、体形は維持できるかもしれません。

今回は、ママさんたちが太らないためにしている工夫をご紹介させていただきました。

これらを参考にして、子育てをしていても、スタイルの良いカッコイイママを目指してみませんか!

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