離乳食中期に「えづく」のはなぜ?えづきの原因はこの8つ!

離乳食中期に「えづく」のはなぜ?えづきの原因はこの8つ! 離乳食に関すること

それまで順調だったのに、離乳食中期に入ってからきゅうに「おぇっ」とえづくのが続いていたり、吐きそうで赤ちゃんが辛そう、と悩んでいませんか?

もしかしてそのえづき、離乳食中期特有の症状かもしれません。

今回は離乳食中期によくみられるえづきの原因をまとめてみました。

<原因1>離乳食の固さ・大きさが合っていない

固すぎの場合

離乳食初期から中期にする、といっても急に水分量を減らしたり、大きさをゴロゴロ残したまま与えると、赤ちゃんも急な変化にビックリしてしまいます。

おススメの進め方は、初期の離乳食に一口分ずつ中期の固さや大きさの食材を増やしていく方法です。初期と中期を交互に与えてみてください。

もし初期の状態の離乳食を上手に食べているのに、中期の状態の離乳食でえづく場合は、まだ中期に移行するのは早いかもしれません。もう少し初期の離乳食を与えて様子を見ましょう。

また、市販のベビーフードを使ってみるのも手です。固さや大きさの参考になりますよ。

柔らかすぎる

赤ちゃんの中には、柔らかすぎたり、トロトロした状態の離乳食が苦手な赤ちゃんもいます。

初期のころは普通に食べていても、突然嫌がることも。

水分量を減らしたり、食材を歯ぐきで潰せるくらいの固さにしてみましょう。

ただし、赤ちゃんの内臓はまだ未熟なので注意が必要です。様子を見ながら進めましょう。

<原因2>のどごしが悪い

パサついた食材やのどに引っかかる食感がある素材は、大人でも食べづらいですよね。赤ちゃんも肉や魚などの単品では苦手な傾向があります。

そのため、とろみをつけることをおススメします。

例えば、オクラや納豆などのネバネバした素材と合わせると良いでしょう。

<原因3> 一口の量が多い

中期になると、赤ちゃんに与える量も増えますが、なかなか食べてくれず、食事が終わらないことにイライラしていませんか?

その結果、一度に多くの量を与えていませんか?

私の場合、小さ目だった長男になんとか食べてもらいたくて毎食1時間もかけて食べさせていました。

あまりの時間の長さに、早く食べ終わらせるために一度に多くの量を与えてしまっていました。

その結果「おえ、おえ」とえづくことがよくありました。

そのときのえづきの原因は、一度に与える量が多すぎることが原因です。

ですので、量を減らすことで自然と問題が解消しました。

<原因4> ペースが速い

こちらも離乳食タイムが長いことから起こりがちなえづきの原因です。

ママが早く食事を終わらせたい気持ちで早く与えすぎると、赤ちゃんの食事のペースが合わないため、赤ちゃんが食べるのを拒否することがあります。

食べる食材は同じなのに違う人が与えるとえづくときは、この「与えるペースが速いとき」です。

赤ちゃんは自分のペースがまだわかっていないため、意識的にゆっくりと食べさせるようにしましょう。

例えば、一口食べたら一呼吸置いてみるなどです。

時間をかけてゆっくりと赤ちゃんのペースで食べさせることが大切です。

<原因5>スプーンを置くまで入れすぎている

赤ちゃんの口は、大人が思っているよりもずっと小さいものです。赤ちゃんののどの奥までは5センチしかありません。

スプーンを大人が赤ちゃんの口に入れるのではなく、口元にスプーンを持っていくだけにして、赤ちゃん自身にスプーンをパクッとしてもらってみてください。

それが難しい場合は「なるべく浅めに」を意識して、離乳食を与えてあげてください。

<原因5> 特定の食材が苦手

離乳食中期になると、赤ちゃんの好みも出てきます。大きさや固さが同じでも、素材を変えるとえづくことがあるかもしれません。

もし、素材を変えてえづくときは、その素材が苦手な場合があります。

とはいえ苦手な食材はなるべく増やしたくないもの。単品で与えるのではなく、好きなものと合わせて少しずつ慣れさせてあげましょう。

また、えづく食材がアレルギー食材の場合は要注意

アレルギーの可能性も考慮し、病院で検査を受けることをお勧めします。

<原因6> 体調が悪い

赤ちゃんが離乳食をえづく他に、風邪気味だったり、下痢の症状がある場合はありませんか?

赤ちゃんがいつもより静かだったり、元気がなかったりすることがあれば、体調が悪い可能性があります。

赤ちゃんの体調はあっという間に変化します。朝元気だったのにお昼にはぐったり、なんてこともしょっちゅうです。いつもと違うようなら無理して食べさせず、様子を見ましょう。

<原因7> 満腹のとき

離乳食の最後の2、3口だけえづく、という場合は、赤ちゃんが満腹のサインかもしれません。

そのまま与え続けると離乳食全部を吐いてしまうことにもなりかねませんので、決して「あと一口で完食だから」と無理させないでくださいね。

また離乳食の時間にまだお腹が空いておらず、えづいたりもします。一緒にベビー体操をするなど、体を動かして刺激を与えてあげると食べてくれることも。

<原因8> 赤ちゃんが乗り気でない

固さも大きさも問題ない、体調も良さそう、前は食べられた食材なのにえづく、というときは、赤ちゃんが離乳食に乗り気でないときが考えられます。

気まぐれだと思われるかもしれませんが、意外と赤ちゃんはその日の気分次第で食べたり食べなかったりすることが多いです。

こういう日は無理強いせずに諦めることも大切です。1日の総摂取量が必要量を満たしていればOKですので、授乳などで補ってあげましょう。

 

離乳食中期のえづきは、さまざまな原因があります。なかなかすぐに原因にたどりつけないときもありますが、いろいろなパターンを試してみて、赤ちゃんのえづきを解消してあげてくださいね。

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