離乳食が手づかみでぐちゃぐちゃに!タイプ別の理由&対策

離乳食に関すること

せっかく作った離乳食を手づかみでぐちゃぐちゃにされてしまうとイライラもMaxですよね。

でも実はぐちゃぐちゃ手づかみ食べには3タイプあります。

今回は、離乳食を手づかみでぐちゃぐちゃにしてしまう赤ちゃんのタイプ別の理由や対策をまとめました。

タイプ1 離乳食を手づかみでぐちゃぐちゃしながらも食べる

ぐちゃぐちゃにしながらも食べる赤ちゃんは、食に興味がある証拠です。

感触を確かめて、それから口に運ぶ…これは勉強していると思うしかありません。

赤ちゃん完食するまで見守りましょう

 

ただ、ぐちゃぐちゃにする分、手や周りに付いたり落としたりで、かなり離乳食が減ってしまいます。

無駄になってしまう離乳食分、当然栄養が足りなかったり、赤ちゃんも満腹にはなりません。

 

ですので、汚される分と同じ量くらいの離乳食のおかわりを用意しておきましょう。

このおかわり分についても、またぐちゃぐちゃにされてしまう可能性が高いので、おかわり分はママがスプーンであげてくださいね。

 

うちの場合は、お皿を見せてしまうと自分で皿ごとつかんでぐちゃぐちゃにするタイプでした。

おかわり分はお皿を見せないよう、ティシュの箱などで死角を作り、お皿を隠していました。

そして、一さじずつ、唇に素早くスプーンを寄せるようにしたところ、すんなりスプーンから食べてくれていました。

 

 

タイプ2 途中から離乳食を手づかみでぐちゃぐちゃし始める

食べていたけど途中からぐちゃぐちゃ遊び始める、そんな赤ちゃんは2つの理由が考えられます。

 

理由① 量が多すぎて満腹になったため

離乳食の量が赤ちゃんの食べられる量より多いと、赤ちゃんは遊び始めます。

手づかみ時期だと、特に離乳食も立派な遊び道具に早変わりです。

この場合は、離乳食の量を見直してみましょう。

 

赤ちゃんが順調に食べていた時間までの量が赤ちゃんの適量です。

次回の離乳食から量を減らしてみましょう。

 

ただし、この量は赤ちゃんの体調や機嫌で毎日変化します。

ですので、ぐちゃぐちゃし始めたら満腹のサインととらえて、離乳食を切り上げる、ということでもいいでしょう。

 

理由⓶ 集中力が切れて飽きてしまったため

赤ちゃんはじっとしているのが苦手。

集中していられる時間も大人よりぐっと少なく、「年齢+1分」とも言われています。

 

ということは、手づかみ食べする頃は、0歳または1歳のお誕生日前後と考えると、集中力はたった1分、多くて2分、ということですね。

離乳食は15~20分以内がちょうどいいと言われていますが、全部完食するまで集中力がもつはずがありません。

 

離乳食に飽きてしまっても、やはり食べて欲しい量、摂ってほしい栄養分はありますよね。

そういう時のおススメは、お気に入りのお人形との離乳食タイムです。

ママが赤ちゃんのお気に入りのお人形役をして、「一緒に食べよう」「おいしそうだね」「あーんして」など声かけをしましょう。

赤ちゃんはそこからまた集中力が復活して、食べてくれることも多々あります。

 

うちの場合はぬいぐるみはもちろん、ミニカーでも効果がありました。

ミニカーがしゃべっているように、「もぐもぐ」「〇〇ちゃんもどうぞ」と人間っぽく声かけすると効果抜群で、また食べ始めてくれました。

お人形でなくても、お気に入りのおもちゃでぜひやってみてください。

 

 

タイプ3 離乳食を手づかみでぐちゃぐちゃするだけで食べない

最初からぐちゃぐちゃにするだけ、そんな赤ちゃんは以下の2つの理由が考えられます。

 

理由① お腹が空いていない

離乳食タイムの見直しをしてみましょう。

毎日の生活リズムはとても大切ですが、赤ちゃんも毎日同じ体調とはかぎりません。

また、起床時間がずれたり、授乳で飲み過ぎた、ということも考えられます。

 

離乳食タイムの最初からぐちゃぐちゃするだけなら1度離乳食を切り上げ、30分~1時間後にもう一度トライしてみましょう。

 

もしずらした時間で食べてくれたなら、その後のスケジュールは30分ずつずらして対応するのがおススメです。

1時間以上ずらしてしまうと、次の離乳食の時間やそのほかのスケジュールにも影響してしまいます。

 

特に就寝時間をずらすのは気をつけたいですね。

離乳食後にお散歩をしたり、おうちでリトミックを親子でする、など体力を消費する遊びをしておくと、就寝時間はずらさずに済みますよ。

 

⓶嫌いなメニューで食べたくない

手づかみ食べの頃の赤ちゃんには好きな味、苦手な味の区別が出てきています。

「これ、前好きじゃなかった味だ」

と思われてしまったら、もう赤ちゃんは簡単には食べてくれません。

また、パッと見て色や形が気に入らない、それだけの理由のときもあります。

これはもう、赤ちゃんの機嫌次第、と言った部分も大きいです。

 

この場合は、まずママが食べて見せると、おいしいのかな?と興味を引かれて口を開けてくれることがあります。

それでも拒否する場合は、このメニューは潔く諦めましょう。

その方がママもストレスをこれ以上感じなくて済みます。

 

 

赤ちゃんが離乳食を手づかみでぐちゃぐちゃにしてしまうタイプはどれに当てはまりましたか?

ぐちゃぐちゃにする理由が分かったり対策ができれば、ママのストレスも少しは軽くなりますよね。

タイプも一定ではなく、日によっても変わりますので、色々試してみてくださいね。

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