一人で大勢の子どものお世話をする、保育士。やりがいはあるけれど給料が低いと話題になることが多いですね。保育士は子育てに失敗しやすいとも言われます。それはなぜか、対策とともに伝えます!

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保育士が子育てに失敗しやすい理由

理由①知識と経験が仇になるから

保育士は、子どもの成長について知識を充分に持っていますよね。そのため自分の子どもを前にしても知識と経験が先行してしまい、ありのままの子どもの姿を受け入れられないことがあります。


保育園では、子どもは集団の中にいます。保育園での子どもたちは、(家では少食だけれど)よくゴハンを食べたり、(家ではヤンチャだけれど)引っ込み思案だったりと、家庭とは違った様子を見せるものです。


また保育士の方でも、一人の子どもに手をかけすぎないよう、距離を保って見守っていたと思います。

保育園では時間やクラスごとにやることが決まっているし、自由ななかにも、明確な目的やルールがあります。しかし家庭での子育てでは、それが通用しません。

産まれたばかりの赤ちゃんは昼夜の区別がついていないですし、離乳食や後追いなど次々に悩みが出てきます。保育園では落ちついて対処できていたのに、家庭では感情的になる自分に、ストレスが溜まりがちになるでしょう。


なまじ多くの子どもを知っているために他の子と成長を比較してしまったり、観察力があるために「できないところ」が目につきやすかったりする可能性もあります。

家庭では仕事のことは忘れて、1から学び直すくらいの気持ちでいた方が良さそうですね。

 

理由②触れ合う時間が少ないから

保育士の仕事は忙しいわりに給料が低く人手が足りないので、経験者は重宝されます。ですから、子どもの相手が大好きなこともあって、職場に復帰する方が少なくありません。


もともとフルタイムで働いていた親なので、子どもと二人きりの生活に耐えられない部分もあると思います。そうなると他の保育園や両親に子どもを預けて働くことになりますが、ここでも問題が生じます。


たとえば、自身の子育ての方針と預け先の子育ての方針が合わない場合。仕方のないこととは言え、許せない気持ちがわいてくるかも知れません。その気持ちは相手だけでなく、自分へも向かうことがあります。


働く親なら誰もが一度は思うことでしょうが、自分の都合で子どもを振り回しているような気になるのですね。保育士は子どもを保育するのが仕事なので、自分の子どもを預けることに罪悪感を感じやすいです。


しかし本来、保育園は「子どもと触れ合う時間が少なくなっても大丈夫」と、親を安心させるための場所であるはずです。

生活や自身の心を安定させれば子どもとの関係もより良くなると信じて、仕事と家庭との両立に励みましょう。

 

子育てで後悔しないための心がけ

子育てに失敗したと後悔しないために、まずは「保育士なのに」と自分を追い込むのをやめましょう。真面目で責任感があるのは良いことですが、そうした面が強く出ると理想を求めすぎて親子ともに疲れてしまいます。

大事なのは、余裕を持つことです。保育園の子どもたちは、普段は優しく時に厳しい保育士の先生が大好きですよね。

家庭には家事がありパートナーとの関係があり、職場とは違ったところも沢山あります。しかし、職場での経験を活かせる場面も多いでしょう。


子どもが成長してくると、いよいよ保育士の仕事からは分からないことが出てきます。

そこで子どもを押さえつけずに、親として一緒に成長していくように見守りを心がけていけば、子どもはしっかり巣立ってくれると思いますよ。