離乳食を入れる離乳食用の食器はいつも衛生的にしておきたいもの。
でも「衛生的に」と言っても、菌に弱い赤ちゃんレベルで考えると、どこまで徹底すればいいの?特別な道具が必要なの?と悩みますよね。
実は、離乳食用の食器を衛生的に保つのはとっても簡単なんです!
衛生的に保ちやすい食器のポイントも合わせてまとめてみました。
離乳食の食器を衛生に保つ3つの鉄則
第一に、よく洗う
離乳食用の食器の汚れを落とすには、赤ちゃん専用の洗剤はもちろん、一般的な家庭用食器洗い洗剤でも大丈夫。
洗剤量を守って、細部まできちんと汚れを落としましょう。
食器の材質によって汚れの落ち易さが変わります。
特に、プラスチック製の食器の場合、油っこいメニューだとヌルヌルが残りやすく、菌もそのヌルヌルに潜んでいます。
油っこい大人メニューからの汚れ移りが心配なママは、スポンジだけは赤ちゃん用を用意するのがおススメです。
除菌・殺菌も定期的に行うと安心です。
重曹や漂白剤を使って、食器に付着した菌を除去しましょう。
赤ちゃん専用の除菌剤でも一般的な大人用の漂白剤でも、容量や使用法を守れば使えます。
黄ばみや着色汚れも一緒に落ちて、一石二鳥です。
第二に、よくすすぐ
汚れも怖いですが、洗剤残りもとっても危険です。十分に流水で洗い流しましょう。
漂白剤などは一般的にすすぐ必要が無いものが多いですが、臭いが気になる人や不安な人は水でもう一度流してもOK。
第三に、よく乾かす
意外と盲点なのが、乾燥させること。
水滴が長時間食器についていると、その水分に菌が付着しどんどん繁殖してしまいます。
すすいだ後は早めに、清潔なガーゼやキッチンペーパーで水滴を拭き取ってしまいましょう。
風通しのいいキッチンであれば自然乾燥でもOKですが、やはり湿気が多い梅雨や食中毒が流行る冬は特に、食器をすぐに乾燥させることが大切です。
食器からしっかり水分を除去して確実に菌から食器を守りましょう。
離乳食の食器を衛生的に保管する方法
綺麗に洗った食器は、菌が繁殖しにくい場所に保管しましょう。
風通しのいい、湿気の少ない場所が最適です。
食品と一緒に置いたり、食洗器の中に放置するのは厳禁です。
また電子レンジなどの家電の上に置くのもやめましょう。
家電からの熱が食器に移り、食器が変形したり、熱くなった食器でヤケドをするなど思わぬ事故にもつながります。
また、室内でペットを飼っている人は、蓋つきの収納ケースで保管することをおススメします。
ペットの毛やホコリから食器を守るだけでなく、食器にペットが直接触れる心配も無くなります。
離乳食の食器を衛生的に保つおススメの材質&デザイン
汚れが落ちやすい
つるっとした表面だと、汚れもすんなり落ちてくれます。
汚れを簡単に落とすことを重視するなら、陶器や磁器、強化ガラス製がおススメです。
乾きやすい
水が染み込まない材質、つまり乾きやすい食器は、雑菌の繁殖を抑えることができます。
柔らかい手触りが人気の木製の食器は、水分が染み込みやすいので、きちんと乾かさないとカビが生えることも。
無駄な凹凸が少ない
可愛い食器は使っていて楽しいですが、実は洗いにくいデザインの物もあります。
細かい凹凸やギザギザのデザインがほどこされている部分には、汚れだけでなく、洗剤のすすぎ残しや水分も残りがちで、雑菌の温床になってしまうことも!
シンプルなデザインで洗いやすいと、ママの洗う作業も楽チンにしてくれるだけでなく、菌をシャットアウトするにも効果的です。
菌は目に見えないので、これで絶対OK!というラインは見えづらいですが、赤ちゃんも菌に対して日々抵抗力をつけていますので、神経質になり過ぎ無いことも大切です。
ご紹介した方法は、難しいことは一つもありませんので、ぜひ毎日やってみてくださいね。