離乳食の椅子を購入して、赤ちゃんとのお食事タイムを楽しみにしてたのに、なぜか、椅子に座ると泣いてしまう赤ちゃん。
離乳食が進まず、そんな赤ちゃんに悩んでいるママもいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、離乳食の椅子に座ると泣く赤ちゃんについて一緒に考えて参りましょう。
離乳食で椅子に座ると泣くのはどうして?
離乳食のために、グッズを揃えたり、ベビーチェアを購入したり、一生懸命食事を作ったり…
パパやママは、赤ちゃんとのお食事タイムを楽しみにしているのに、椅子に座るとグズグズされたら、がっかりですね。
グズグズくらいだったらまだしも、ギャン泣きされたら困り果ててしまいます。
赤ちゃんは、なぜ椅子に座ると泣いてしまうのでしょうか。
赤ちゃんは、この世に生まれ落ちてきて、どれもこれも初めてのことばかりです。
もちろん、椅子に座るのも初めて…
そもそも、赤ちゃんには、「椅子に座る」という感覚が備わっていないのではないかと思います。
ですので、生まれて初めて見る椅子に不安を感じるのかもしれないですね。
また、離乳食が落ち着いてくる時期は、ちょうど赤ちゃんが動けるようになって、好奇心も出てくる頃です。
赤ちゃんは、座って食べることよりも、動き回りたい気持ちでいっぱいなのでしょう。
赤ちゃんは椅子にじっとしているのが苦痛だったり、椅子に座っているのに飽きちゃったり。
赤ちゃんは、そんな気持ちを「泣く」という行動で示しているのかもしれませんね。
これらのことからも、赤ちゃんが離乳食で、すんなりと椅子に座ることができないのは、当然と言っちゃ当然なのかもしれません。
赤ちゃんが、椅子に座っても泣かずに、離乳食を進められるような対処法を考えてみましょう。
離乳食で椅子に座ると泣く赤ちゃんの対処法
椅子に座るのが不安な赤ちゃん
もし、赤ちゃんが、離乳食で椅子に座るのが不安で泣いてしまうのだとしたら、とにかく赤ちゃんの不安を取り除いてあげましょう。
椅子に座るのが初めての赤ちゃんは、離乳食が慣れるまで、パパやママが抱っこをして食べさせてもよいと思います。
いずれは、椅子に座って食べるということに慣れていった方がよいと思いますので、徐々に、椅子に慣れるように仕向けましょう。
お気に入りのお人形やぬいぐるみと一緒に、椅子に座ってご飯を食べる真似をするなど、椅子を遊びの道具にしてみても。
椅子に好きなシールを貼ったりするのもよいですね。
それから、赤ちゃんが椅子に座ってご飯を食べてる画像を見せてあげたり、他の子どもさんたち、例えば、親戚やお友達と一緒にご飯を食べたりするのもよいかもしれません。
そして、一番大事なのは、椅子に上手に座れたら、大げさなくらいに褒めちぎることですね。
とにかく、まずは、椅子が好きになってくれるように工夫をしてみましょう。
椅子に座っても動き回る赤ちゃん
椅子に座るのが嫌で泣いてしまう赤ちゃんは、椅子が気に入らないこともあるようです。
そんな場合は、椅子を替えてみたり、クッションを敷いてあげたりすると、意外にすんなり座ってくれることもあります。
また、テーブルにつける椅子に替えて、一緒に食卓を囲むようになったことで、泣かなくなったという赤ちゃんもいました。
それから、お腹が空いていなかったり、食べること以外のものが目につくところにあったりしても、椅子に座るのを嫌がる場合があるので次のようなことに注意してみるとよいかもしれませんよ。
- なるべく身体を動かしてあげる。
- 朝からきちんと起こしてあげて、生活のメリハリをつける。
- 食べるときに、おもちゃを目に付くところに置かない。
- テレビを消す、ママが立ったり座ったりしないなど、赤ちゃんの気が散らないようにする。
さらに、ママと同じことをしたいと泣く赤ちゃんもいます。
赤ちゃんに、スプーンやフォークを持たせてあげたり、手でつまめるものを皿に載せてあげたりすると、機嫌が直る場合も。
ただし、赤ちゃん用お菓子は、癖になってしまうので、泣いたら与えるというのはNGです。
椅子に座らせると泣く赤ちゃんの原因と対処法は、意外となんでもないようなことなのかもしれません。
いろいろ試してみてくださいね。
離乳食で椅子に座ると泣く赤ちゃんでもいつかは泣かなくなる
離乳食で、椅子に座るとなぜか泣いていた赤ちゃんも、いつかは泣かなくなる時が必ずやってきます。
もちろん、食事をする時には座って…ということはとても大事なことです。
外食する場合やよそのお家で食べる場合なんかも、椅子に座って食べる習慣があった方が断然よいですね。
ただ、その前に、楽しんで食べることが重要かなと思います。
もし、ママが楽しく食べるということを忘れてしまっていたら、赤ちゃんが泣く原因がそこにあるのかもしれません。
離乳食は、赤ちゃんとの楽しいお食事タイムとはほど遠いかもしれませんし、うんざりすることも多いかもしれません。
でも、なるべくお互いに楽しくなるようなことを見つけて、離乳食を楽しんじゃってもらえるといいなと思います。
離乳食が、親子の楽しい思い出の1ページとなりますように。