離乳食がスタートすると、ダイニングテーブルをお使いのご家庭では、離乳食用の椅子としてハイチェアの購入が気になるのではないでしょうか。
ハイチェアといっても、たくさん種類があって選ぶのに迷ってしまいますね。
そこで今回は、ハイチェアに関する疑問やおススメの商品について調べました。
離乳食用の椅子のハイチェアとは
赤ちゃんの腰が座ってくると、もうそろそろ家族と一緒に食事を…と、考えているご家庭も多いことでしょう。
赤ちゃんが家族と一緒に食事をすることは、家族の一員として、離乳食を楽しんで食べることができるというメリットがあります。
その際に、必要となってくるのがハイチェアやローチェアなどの離乳食用の椅子。
ハイチェアとは、食事用の背の高いダイニングテーブルの高さに合う離乳食用の椅子のことをいいます。
一方、ローチェアや豆椅子は、背の低いローテーブルの高さに合うように作られています。
赤ちゃんとの食事を、ダイニングテーブルにするか、ローテーブルにするか、迷われてるご家庭もあるかもしれませんね。
やはり、それは、そのご家庭の生活様式によって決められるとよいと思います。
ハイチェアは、食事時間とそれ以外の区別ができて、メリハリをつけることができるのがいい点ですね。
しかし、豆椅子などと比べると高額ですし、場所も意外ととられてしまいます、また椅子から転落した場合に危険、などという難点もあります。
どちらのタイプの椅子でも、購入される場合は、よく検討されることをおススメします。
離乳食の椅子のハイチェアを選ぶポイント
ハイチェアは種類が豊富で、どれを選んでよいのか迷ってしまいますよね。
そこで、ハイチェアの選び方のポイントをご紹介したいと思います。
安全性
赤ちゃんをハイチェアに座らせた時の一番の危険は、お子さんが立ち上がって転倒してしまうこと。
購入する際は、腰・股に安全ベルトがついているか、またはベビーガードがついているかを必ずチェックしましょう。
安全ベルトがついているハイチェアは、赤ちゃんを座らせる度にいちいち面倒というママも。
しかし、赤ちゃんを椅子にしっかり固定できるので、立ち上がりづらいし、食べるときの姿勢もよくなります。
一方、ベビーガード付きのハイチェアは、食べさせる度にベルトを装着しなくて済むので、とっても楽。
デメリットとしては、赤ちゃんが立ち上がってしまったり、ずり落ちてきてしまったりすることです。
そのため、購入する際に、座面の奥行きがどのくらい調整できるかを確認するとよいですね。
また、必要な時期だけ、安全ベルトやシートクッションを付けることができるのであれば、なお安全です。
掃除のしやすさ
手づかみ食べや、スプーン・フォークで食べるようになると、食べこぼしが多くなり、床や椅子がめちゃめちゃ汚れます。
また、ハイチェアが重くて動かしにくいと、掃除機をかけるのも一苦労。
ハイチェアの脚が4つ脚タイプですと、床との接地面が少ないので掃除が楽です。
ロボット掃除機も使えそうですよね。
意外に、掃除がママのストレスになってしまうこともあるので、選ぶ際の大事なチェックポイントとして確認するとよいかもしれません。
- 小さな隙間やネジ穴に食べ物が入ってしまうと掃除がしづらい
- ベルトは拭き掃除がしにくい
- テーブルは取り外しができると便利
- 掃除機をかけるのが楽
これらのことなどを考慮して選ばれるとよいと思います。
長く使用できるか
ハイチェアを購入する場合に、どれくらいの年齢まで使用することができるかが、非常に気になるところかと思います。
成長に合わせて、座面や足置きの高さの調整が細かくできるものですと、いつでも正しい位置で座ることができますね。
物によっては、大人まで使えるハイチェアもあるようですが、子どもは大きくなると大人用の椅子を使いたがるので、使用するのは子どものうちだけかなとも思います。
しかし、子どもさんの人数が多い場合は、足りない分の椅子を大人でも使えるハイチェアで補充することもできますね。
また、ダイニングテーブルで使わなくなったハイチェアは、学習机の椅子として使うのもよいと思います。
使い慣れていて愛着もありますし、座り心地もバッチリですね。
収納のしやすさ
赤ちゃんが使用するハイチェアは、見た目以上にスペースをとってしまいます。
思ったよりも大きかったり、じゃまになったり、移動するのが大変だったり。
ハイチェアを選ぶときは、折りたためるタイプにすると、スペースを有効に使うことができます。
ダイニングが広くない場合や、来客時、掃除の時に、さっと折りたたんで部屋の隅によけたり、収納したりできるのは便利ですね。
また、ハイチェアについているテーブルは、実際に赤ちゃんが使ってみないと必要かどうかわからないこともあるようですので、できれば取り外し可能の方がよいかもしれません。
離乳食の椅子のハイチェア!おススメ5選
上記の4つの条件をすべてクリアするハイチェアって、正直、なかなか難しいですね。
お値段のこともありますし。
ご家庭の事情で、ハイチェアの条件は取捨選択されるとよいかあと思います。
特におススメのハイチェアをいくつかご紹介しますので、これらを参考に、ご自分の生活環境にマッチしたものを見つけてくださいね。
ベビービョルン ハイチェア
購入して良かったと、多くのママが絶賛する人気商品。
テーブルを前後にスライドさせることができて余計な隙間が空かず、ベルト付きで、抜け出しづらい設計になっているんです。
足もきちんと着地して、ブランブランしないので、安心感があります。
形も色もスタイリッシュで、おしゃれ。
4つ脚で掃除機をかけるのが楽、また、折りたたむとコンパクトになり、軽いので、持ち運びにも収納にも便利ですね。
ただし、値段はお高めです。
カトージ 木製ハイチェア CENA
アンティークな木目調で、木製のダイニングテーブルに馴染みそうです。
股・腰ベルト付きで、抜け出しづらくなっています。
足を置くステップの高さを、成長に合わせて4段階に調整することができるので、常に足の着地ができています。
こちらも、折りたたむことができるので収納に便利です。
ストッケ トリップトラップ
こちらも、多くのママが購入したいと思っている人気のハイチェアです。
成長に合わせて、座面と足置き板の高さと奥行きが調整できて、大人になっても使用することができます。
新生児から、または腰が座るころから使用できますが、別売りのオプションを購入しなければならないので、けっこう価格は高くなります。
カラー展開が豊富にあるので、赤ちゃんのイメージやお部屋のインテリアに合わせて選ぶことができます。
安定感が抜群で、汚れてもサッと水拭きできてお手入れも楽チンです。
こちらは、折りたたむことはできません。
大和屋 すくすくチェアスリムプラス
すくすくプラスより幅が約6cmスリムになっているので、省スペースで使うのに便利ですが、折りたたむことはできません。
座板と足置き板の調整が細かくできるので、腰が座った赤ちゃんから、10歳くらいまでちょうど良い高さで使用することができ、それ以降も60㎏まで耐えられる設計になっています。
背もたれが波型になっていて、赤ちゃんのかかとが引っかからずに座らせることができるのでストレスフリー。
食べこぼしが細かなところに入り込んでも、掃除がしやすい形状になっているのも嬉しいですね。
テーブルは取り外しができますし、使用しない場合は後ろにまわすこともできます。
システムK マジカルチェア
腰が座った赤ちゃんから、体重50㎏になるまで、成長と共に長く愛用することができます。
赤ちゃんの身体をしっかりとガードするベビーガードがついているうえ、安全ベルトもついていて安全性もバッチリ。
また、座板と足置き板は、3cm刻みで高さを調整することができます。
カラーバリエーションも豊富で、赤ちゃんのイメージやインテリアに合うものを選ぶことができるのが嬉しいですね。
そして、このクオリティの高さでお手頃価格、コスパは最高だと思います。
こちらも、折りたたむことはできません。
ハイチェアを選ぶポイントを押さえて、コスパもよいものをと思うと、ハイチェア選びも難しいかもしれません。
その中でも、ご家庭の事情にあったハイチェアが見つかるとよいですね。
ハイチェア選びの参考にしていただければ幸いに思います。
子どもさんをハイチェアに座らせたときには、危険ですので、くれぐれも目を離さないようにしてくださいね。