育休のため退職したママ必見!履歴書の悩みを解決するポイントとは

育休と退職

育休のために退職となってしまい転職を考えるママ、子育てに専念し再就職を考えるママ。

そんな時に悩んでしまうのが、「履歴書」の書き方ですよね。

育休中や育休後に退職した場合の、ママの履歴書の悩みについてお伝えしていきます。

育休中に転勤!就活する場合の履歴書は?

育児休業中に転勤や異動となってしまったケースというのは、意外と多いかもしれませんね。

実は、妊娠・出産・育児休業等を理由とする不利益な取り扱いは、法律で禁止されているんです。

もちろん、育児休業中に不利益な転勤をさせることは違法です

こういった場合、都道府県労働局に相談されても良いのではないかとも思うんです。

⇒ 都道府県労働局所在地一覧

 

・・・とは言っても。

会社と揉めたくない等の理由で「労働局に相談までして・・・」と二の足を踏んでしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。

ブランクを置かないで働きたいと思う場合は、育児休業中に就活ということになります。

では、履歴書はどう記載すればよいのでしょうか?

育児休業中であることは書いたほうが良い理由

育児休業中は“在職中”ということにはなりますので、本来は無理に履歴書の職歴の欄には育児休業のことを明記しなくても良いことになります。

しかし、現在“育児休業中であること”を明記しておくことは、次の職場探しで失敗を防げる可能性があるため、重要です。

なぜなら、職業欄で「育児休業中」と記載することで、育児をしながらでも勤務できる職場を望んでいるということが、先方の会社に伝わります。

以上の理由から、むしろ履歴書には育児休業中であることを明記した方がよいと、個人的には思います。

 

そして、面接の際には「育児休業中に転勤になったため、転職したいと考えております」と、正直に事情をお話しすればよいのではないでしょうか。

ただし、在職している会社の悪口はNGです。

また、在職中であるということを黙っていたり、職歴をごまかしたりすると、入社の際の手続きでバレる可能性があるので注意してください。

雇用保険や厚生年金は、前職からずっと引き続いているものなので、経歴になって残ります。

小さい子供さんを抱えての転職は厳しいものがあるかもしれませんが、諦めずに頑張って下さいね。

履歴書の退職理由は「育休切り」でも良い?

前述した通り、妊娠・出産・育児休業等を理由とする不利益な取り扱いは、法律で禁止されています。

だからといって履歴書に「育休切り」と記入するのは、個人的な意見になりますが印象を悪くしてしまうように思います。

履歴書に「育休切り」と明記することで、有利になるのであれば記入してもよいかもしれませんが、それがプラスになるとは思えませんし、受け取りようによっては、単なる愚痴と捉えられることもあるかもしれません。

 

とはいえ、そうなると「育休切り」の記入を別の言葉に言い換える必要が出てきますね。

例えば同じ意味ではありますが「出産(産休)のため会社都合の退職」の方が、履歴書に書かれていても自然かなあと思います。

もしくは「育児のため退職」と記載して、面接の際に「育児休業後の職場復帰を希望しましたが、叶えられず退職しました」等と、説明すればよいのではないでしょうか。

(この際も事実を伝えて愚痴にならないよう注意してくださいね。)

 

また「出産・育児のため退職」と明記してあることで、ブランクがあったとしてもひと目でブランクの理由が明確になります。

企業側も長く勤めてもらいたいと思うはずなので、妊娠や出産で退職したことをきちんと記入して、ブランクをどのように過ごしていたかをわかってもらうことは大切なことになります。

育休・産休を取って退職した場合の履歴書の書き方例

職歴について

育休を取って退職した(する予定)場合、履歴書の職歴の欄ってどう書いてよいのか悩んでしまいますよね。

ここでは、いくつか例を挙げてみたいと思います。

〈例1〉育休を取って一度復職し退職した場合

 

〈例2〉産休・育休を取らせてもらったが会社都合で退職した場合(休業を但し書き)

(会社都合より)を記入しないならば、面接の際に事情を話してもOK、もちろん話さなくてもよいと思います。

 

〈例3〉産休・育休を取らせてもらったが会社都合で退職した場合(休業を別枠で記入)

 

〈例4〉育休中に退職をする予定の場合

 

特に書き方にこだわることはなく、休職や退職の理由が、産休・育休とわかれば良いと思いますので、ご自分で工夫されてみて下さいね。

志望動機について

記入をしていて、次に悩んでしまうのが志望動機の欄ではないでしょうか。

志望動機としては「この会社で働きたい」というアピールポイントがあればよいかと思います。

今までの仕事での経験や、会社の雰囲気や印象、関心を持ったことなど、会社選びの自分なりの基準を考えてみましょう。

例えば…

志望動機の例一覧
  • パソコンに携わる仕事をしておりましたので、その経験と能力を活かせると思い、応募させていただきました。
  • 今まで経験を積んだ経理事務の強みを活かしたいと思い、応募いたしました。
  • 前職での営業の経験は、貴社の即戦力になると思い志望したしました。
  • 子育てをしながら生き生きと活躍されている女子社員の姿に、安心して仕事に取り組んでいけると感じ、応募させていただきました。
  • 以前から貴社の仕事に興味を持っており、サービスを提供する側として働いてみたいと思い、応募いたしました。
  • 子育てと両立できる時間帯ですので、魅力を感じました。
  • 自宅から近いので、長く働き続けることができると思い、応募させていただきました。

企業の採用担当者にとって、履歴書は第一印象とも言えます。

だからといって、気負う必要はありません。

今までの仕事上の経験やスキル、それにプラスして家事と子育てを両立してきたという経験PTAや地域での活動は、必ず新しい職場でも役に立つことでしょう。

自信を持って、就職活動をして下さいね。

履歴書の書き方が詳しく載っているサイトがありますので、こちらもあわせて参考になさって下さい。

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