【母親だけじゃない】父親が抱える子育てに対する悩み3選

子育ての悩み

子育ての悩みというと、母親メインのものが多く取り上げられていますが、父親だって負けず劣らず悩みがあります。父親の育児に対する考え方も時代と共に変化してきていますから、なおさらではないでしょうか。

今回の記事では、父親に焦点を当てた子育ての悩みについて、考えて参ります。

父子家庭の子育ての悩み

事情があって父親が子供を育てているケースは、今は少なくありません。母親が一人で子供を育てていくのも大変なことですが、父親が子育てしていくこともご苦労なことですよね。

そこで、父子家庭にまつわる子育ての悩みを取り上げてみました。

小学生の子供が父親から離れられず心配

お父さんから離れることに不安を感じるのですね。お父さんからすると、「小学生にもなって!」とちょっと心配になってしまうのかもしれません。

しかし、子供の性格経験にも関係があるとは思いますが、どの小学生にも多かれ少なかれ見られることなので、あまり気に病むことではないと思います。

ただお母さんがいない分、お父さんがいなくなってしまうのが、人より不安になってしまうのかもしれません。

無理に離れる必要もありませんし、たくさん甘えさせて安心させてあげて下さい。いつか時期が来れば、自分から離れていくものです。

それまで心配で、ちょっぴりうっとおしいかもしれませんが、お付き合いしてあげてください。

父親と祖母とで子育てしてきて、中学生になった子供への接し方の悩み

中学生位になると、思春期に入ってくるので、お父さんやおばあちゃんの言うことが、うるさく感じてしまうのでしょうか。ご年配の方でしたら、なおさらお孫さんのことが心配なことでしょう。

思春期は、身体の成長に心が追い付かず不安定なうえに、「自分は自分」という自己主張の表れでもありますので、両親とも揃っているご家庭でさえ、難しい時期ではあります。

ましてや、時代の違いもあるため、今の中学生のことを理解する努力も必要になってくるかもしれません。

心配ではありますが、ある程度は本人に任せた方がいい部分もあるかと思います。

中学生の悩みについては、他の記事でも取り上げていますので、ぜひ参考になさって下さい。

今どきの中学生ってどうなの?子育ての悩みで最も多い3つの相談について
制服に身を包んで、ちょっぴり大人っぽくなった中学生。 しかし、心と身体の成長がアンバランスで、不安定な思春期でもあります。 この大変な子育ての時期に多くみられる悩みの中から、3つの相談を取り上げて、乗り切るヒントをお伝えしていきます。

前例の小学生のケースもそうですが、大人になって理解できるようになると、お父さんがどれほど苦労して育ててくれたかが解るようになると思いますよ。

お父さんとおばあちゃんに感謝できる日がくると思いますので、子供さんの思春期乗り切って下さいね。

子育てのしつけ上で父親が体罰を与えていいか悩みます

体罰はしてはいけない」という考えが、今は推奨されているようですが、実際のところは賛否両論で、「体罰が有効な場合もある」という考えの方も多くいらっしゃいます。

確かに、子供の言動に腹が立ったり不愉快だったりして、手をあげたくなる場面はしょっちゅうありますよね。親だって人間なので、イライラして気分のすぐれない時もあるし、完璧でもないので。また体罰は、手っ取り早くて効果的でもあります。

 

ただ、父親の威厳やプライドのためとか、しつけを称しての体罰って少し違うと思うんです。

体罰は効果的でもありますが、人格否定にもつながります。親子ですと、売り言葉に買い言葉でお互い感情的になり、暴力がだんだんエスカレートしやすくなります。

線引きがない分、それで体罰を正当化してしてしまったりするのもどうかと思いますし。

 

暴力で解決するのって、子供にとってはどうなのでしょうか。それで「自分が悪かった!殴られて当然だ!」と反省できるのならまだしも、「痛かった!お父さんだって悪いのに!」と納得できず、モヤモヤが残ったとしたら。

父親でも母親でも、体罰云々というより子供のことを思って叱ることが重要だと思います。

ここで叱らないと、人の気持ちに寄り添えない社会に出た時に苦労すると思った時、毅然として叱るべきです。その時、体罰は必要ですか?冷静になって考えてみましょう。

 

イクメンの理想と現実に悩む父親の子育て

イクメン、イクメンと騒がれている今の時代、イクメンって何?父親はどうすればいいの?と思っているパパさんは結構多いのではないでしょうか。

専業主婦の親の元で身の周りのことをお世話してもらい、父は仕事、母は家事育児の役割分担が当たり前の価値観で育ってきたパパさんたちですので、何をどうすればいいのか分からないのは当然だと思います。

子育てと家事のスキルがないのですから。

 

子供と関わりたくても仕事が忙しかったり、疲れていたりするのに、さっぱり育児をしてくれないとママから言われる。やればやったで、子供の面倒を見ても家事をやってもママにダメ出しをされる。

イクメンが定着しない理由の一つだと思います。

確かに仕事をして、家族が生活していけるだけのお金を稼ぐということは、本当に大変で辛い時もあり、我が家に帰ったら、ほっとして何もしたくなくなる気持ちはとても分かります。

でも、ママも休みなしで家事育児をこなしています。その大変さも分かってあげてほしいと思います。

 

大事なのは、話し合いお互いをいたわる気持ちなのですが、これがなかなか難しい。

まずママの言い分を、思う存分聞いてあげてはどうでしょうか。

そうすることで「仕事が大変でなかなかママの手伝いが出来ない」「家事も最初から上手にできないから、大目に見てほしい」など、パパの思いを伝えやすくなると思います。

そして、パパに家事育児を少しでもやってもらったら、ママからは感謝の気持ちをパパに伝えてほしいですね。

 

思い通りにいかないことだらけの子育ては、忍耐力や察する力、物事を同時に進める力など、男性に足りない部分を育ててくれます。

これは夫婦間にとっても仕事においても役立つことではないでしょうか。子育てをすることによって、父親として社会人として、ますます成長していってほしいと思います。

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