育児疲れのピークっていつ?知っておきたい乗り切るための対処法

育児疲れについて

子育てをしているとあまりにも手が掛かって、育児の疲れがピークになっていると感じることってありますよね。

今回の記事では、そんな育児疲れのピークを乗り切る対処法として、ちょっとしたコツやポイントをお伝えしていきたいと思います。

 

育児の疲れがピークに達していると感じる時っていつ?

赤ちゃんが生まれてから、『幸せだなぁ!』と思った瞬間が数え切れないほどあるのではないでしょうか。

「赤ちゃんと初めて会えた時」「寝返りを打った時」「言葉を発した時」「歩けるようになった時」「寝顔を見ている時」「入園、入学」などなど。

我が子がどんどん成長していく姿を見守っていくことは、親としてはこの上ない幸せです。

 

しかし、そんな思いと同時に、『しんどい!』『大変!』『もうイヤ!』と思ってしまうことも、数え切れないほどありますよね。

ほとんどのママが、そんな育児疲れのピークを感じる時があるのではないでしょうか。

 

では、育児疲れのピークっていつだと思いますか?

  • 昼夜を問わず赤ちゃんのお世話をしなければならない生後~5か月頃
  • 目が離せなくなって、離乳食作りも大変な5か月~2歳頃
  • 自我が出てくるイヤイヤ期の2歳~3歳頃
  • お友達との関係反抗期に悩む3歳以降

 

実は、子育てをしていく中で、どのタイミングで育児疲れのピークになっても不思議ではないんですよね。

育児疲れのピークのタイミングをリサーチしてみましたが、2~4か月、6か月~1歳、2歳、7歳以降とまちまちでした。

ママの性格や環境にも左右されるので、育児疲れのピークのタイミングはそれぞれなのかなあと思いました。

また、子供の成長過程によって、それぞれ育児疲れが出てしまうことも考えられます。

 

それだけ育児って大変だということなんですよね!

育児が大変なのは、自分本位で動けない、特に乳幼児期はすべて子供本位で動かなければならないのだからだと思います。

ここらへんも踏まえて、育児疲れのピークと感じた時の対処法を、月齢別、年齢別にみていきましょう。

 

【生後~3ヶ月頃】授乳と抱っこで育児疲れのピークに

赤ちゃんが我が家にやってきて、育児を頑張ろうと張り切っていたけれど、こんなに赤ちゃんのお世話をするのが大変なんて…

  • 授乳の感覚がメッチャ短い。
  • 置いては泣く、置いては泣くの繰り返し。
  • 昼夜を問わないお世話で寝不足。

この時期は、ママも赤ちゃんも初心者

ママのおっぱいは乳腺がまだ完全に開いていませんし、赤ちゃんは吸う力が弱いので、おっぱいを飲むのでさえお互いなかなか上手にできないんです。

また厄介なのが、寝たなあと思って布団におろすと、なぜか泣くんですよね。

きっとほとんどのママがこんな感じで赤ちゃんと過ごしているのだと思いますよ。

 

この時期は、『赤ちゃんはこんなもの』と覚悟を決めて、赤ちゃんとの生活に取り組んだ方が気が楽なのかなあと思います。

家事は手抜きで、できる時にするくらいの気持ちでよいのではないでしょうか。

そして、赤ちゃんの側ででもよいので、休める時に休むということも疲れを溜めないコツだと思います。

この時期の子育てに関する記事も参考になさって下さいね。

⇒ 赤ちゃんの悩みと、子育てのたいへんな時期を乗り切るヒント

 

【4か月~1歳頃】子供の著しい成長の裏で育児疲れのピークに

首が座り、寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、言葉を発する、歩き始めるなど、赤ちゃんが著しく成長する時期です。

しかし、そんな喜ばしい成長の裏で、ママはこんなに大変な思いもしているのです。

  • 目が離せなくなって家事がますます進まない。
  • 離乳食が始まって、作るのが大変な上に、上手く食べなかったり汚されたり。
  • 夜泣き、ママの後追い、自我が出てきて泣いたり叫んだり。

ねんねの頃の方がまだ良かったと思ってしまうママもいるかもしれませんね。

でも、きっと赤ちゃんは「色々なことができるようになった」ということが嬉しいんだと思います。

 

赤ちゃんも首が座ってきたことですし、家事が進まない時には「おんぶ」をおススメします。

重くて大変!という場合は、短時間でもよいですので試してみて下さい。家事がぐんと進みますよ。

夜泣きやママの後追いは、一時的なものと思ってなんとか乗り切って。

4か月くらいの時期から、昼と夜との区別をつけるためにも、朝はカーテンを開けて、夜は静かにして暗くしてみて下さい。

それから、お散歩もおススメです。

だんだんと生活のリズムがついてきます。

 

離乳食作りも育児疲れの原因の一つですよね。

離乳食に関しては、先輩ママや本、ネットなどの情報から、手抜きの技を参考にするのもよいと思います。

皆さん、いろいろ工夫なさっていて感心させらますよ。

この育児LIFEにも、離乳食に関する記事がたくさん載っていますので参考になさって下さいね。

⇒ 離乳食<初期>のメニューにもう悩まない!楽チン離乳食メニューへの道

 

【1歳~2歳頃】行動範囲が広くなって育児疲れがピークに

ほとんどの子供が歩けるようになって、パパやママが感動の瞬間を感じることができるのもこの時期でしょう。

しかし、こんなことなどでママを困らせてしまうことも。

  • 歩けるようになってきて、ますます行動範囲が広くなってくるため、ますます目が離せなくなる。
  • まだまだわけがわからず、手当たり次第に動き回ったり、手を出したり。
  • ママがいくら注意していても、こぼしたり、汚したり、怪我をしたり、壊したり、暴れたりなどなど、日常茶飯事。

この時期に、育児が疲れのピークにきているなあと感じるママもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

この時期は、公園や児童館などで、できればお友達たくさん遊ばせるとよいでしょう。

昼間にしっかり動いたり、多少緊張することで、ご飯もたくさん食べますし、昼寝もしますし、夜も寝てくれるようになったりすると思います。

そうすると、ママも一緒に身体を休めたり、家事や好きな事をしたりすることができて、ちょっとだけでもリフレッシュできるのではないでしょうか。

 

また、歯が生えてくる時期なので、授乳するのがストレスになるママも。

授乳の際に噛まれて、毎回痛い思いをして授乳が苦痛であれば、思い切って卒乳を考えてもよいかもしれません。

私の場合は、歯が生えてきても噛まれることはありませんでしたが、前歯に虫歯ができたことをきっかけに断乳を決断しました。

2~3日は寝かせつける時に泣かれましたが、その後はケロッとしていました。

断乳に関しては、賛否両論ありますが、授乳の度にあまりにストレスを感じるならば卒乳することも考えてみては。

やっぱりママはなるべく笑顔でいた方がよいと思うからです。

 

【2歳~3歳頃】自我が出てきて何でもイヤイヤ!育児疲れがピークに

片言ではあるけれどある程度おしゃべりも上手になってきて、可愛い盛りの時期でもあります。

でも、この時期ママは振り回されっぱなし。

  • 自分でできることが多くなり、ますます自我が出てきて何でもイヤイヤの時期に突入。
  • トイレトレーニングで布団干しや掃除が増える。

 

体力が出てきてお昼寝をしなくなる子も出てきますよね。

事情が許せるのであれば、夕食前にお風呂に入れるのもよいかもしれません。

『お風呂⇒夕食⇒寝かせつけ』ですと、中途半端な時間にお昼寝せずに、早い時間から寝てくれる子が多いです。

寝かせつけた後に、たまった家事をこなしたり、好きな事をしたり、そのまま一緒に寝てしまってもよいでしょう。

ただし、どんなことでもそうですが、実践したからといってすぐに思い通りにいくわけではないので、焦らないでゆっくり試してみて下さいね。

 

【3歳以降】お友達とのトラブル、反抗期で育児疲れのピークに

この時期あたりから集団生活を送り始める子も多いかと思います。

  • お友達とのトラブルでママが疲れてしまう。

だんだん手が掛からなくなってくると、ついつい目を離しがちですが、小さいうちは上手に説明することができませんので、様子を見ていたり話を聞いてあげたりして下さいね。

 

もっと大きくなってくると、反抗期、思春期と、またまた育児疲れのピークに。

  • 子供にどう接してよいかわからない。

口も手も出してあげることが少なくなってきますが、見守っていくというのは意外と忍耐のいることです。

その中で子供と向き合うことも大切になってくるので、本当に難しい時期でもあります。

 

【育児の悩み】のカテゴリーの中には、幼稚園以降のお友達とのトラブルについての詳しい記事もありますので、ぜひ参考になさって下さい。

例えば⇒ 楽しい幼稚園や大好きなお友達が、子育ての悩みにならないために

 

育児疲れのピークを乗り切るコツとポイント

こうしたから赤ちゃんが規則正しく寝たり起きたり、育児書通りにしたからその通りになるかといったら、そうではありません。

育児書通りにいくことの方が少ないと思います。

また、雑誌に載っているような要領のいいママもいるかもしれませんが、比較せず参考になる程度くらいに考えてみてはどうでしょうか。

とにかく、育児に疲れたと感じたら、必要に応じて上手に身体を休めたり、リフレッシュすることが大事だと思います。

育児疲れのリフレッシュについての記事はこちら

⇒ 育児に疲れているママ必見!育児疲れに向き合うコツとリフレッシュ方法

 

いくら自分の子供といえども、自分とは違う一人の人間であり、個性があり、感情があります。

赤ちゃんを思うようにコントロールすることはできない、そして育児は思ったようには進まないと、気持ちを切り替えた方が「楽しく」子育てできる場合もあります。

そんな中で、赤ちゃんのうちから「大好きだよ」「かわいいね」「○○しようね」などと、言葉にして語り掛けるとよいでしょう。

そして、自分の感情のコントロールが効かずに申し訳ないことをしてしまった時には、相手がたとえ赤ちゃんや子供であっても、誠意を持って「謝る」ことが大切だと思います。

また、親やママ友、先生方、近所の方たちから「情報」を得たり、困難にあった時には「知恵」を絞ってあらゆる方法を考え出すことも大切です。

 

育児の疲れのピークは、ママの「笑顔」と「誠意」と「工夫」できっと乗り切っていけるはずです!

「育児は育自」とは、そういうことなのではないでしょうか。

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