子育てってこんなに大変!がわからない、3つの疑問について

子育てって大変!

子育ては、大変大変!というけれど、同じ子育てをしている立場から、また、子育てを見守る周りの立場から、「ちょっと、わからない」「理解できない」こともあるのではないでしょうか。

今回は、そんな疑問についてお答えしたいと思います。

 

子育てはお互い大変だけど、注意しないママってわからない

未就園児の親子が集まる場所では、おしゃべりに夢中になって、子供が他の子とトラブルになっていても気付かないママがいます。

幼稚園や小学校以降になると、子供の自由にさせているママもいます。

子供をきちんと見ているママからすると、それってどうなの?と疑問に感じるかもしれませんね。

 

過保護や過干渉でも良くありませんし、息抜きも大事、もちろんいろんな子供がいて、いろんな親がいて、いろんな子育てがあっていいのかなとは思います。

これはあくまでも私の持論ですが、今までいろいろな子供たちを見てきて、また、子育てのセミナーや書籍で学んで思うことは、ある程度は、きちんと見てあげることが基本なのではないかと。

なぜなら、「いつもママは見てくれてるんだ」という安心感が、子供の心の状態にもかかわってくるように思うからです。

だからといって、いちいち口を出すのは、もちろんNGですけど…

 

特に7才頃までは、きちんと見てあげて、時には注意したり、叱ったりして、しっかりと子供に伝えべきだとも思います。

それは、この年齢までは、目の前のことしか見えていないということと、それ以降の年齢(3年生くらい)になると、なかなか親の言うことを聞かなくなる傾向が出てくるからです。

もちろん、どの学年でも、悪いことをした場合は、その子のためにも、きちんと注意すべきではないでしょうか。聞いていないようで、意外と聞いてます。

 

また、今の子供たちは、幼稚園、小学校低学年のうちから、実際にイジメのようなものがあります。ほとんど、本人はイジメと認識していないことが多いですね。

しっかりとアンテナを張っておかないと、加害者にも被害者にもなる可能性があります

 

「自分がされて嫌なことはしない」 これって基本だと思うんです。

その子のためを思うなら、ダメなことは「ダメ」と、注意すべきではないでしょうか。

 

子育てが大変なのか?いつも不機嫌な妻のことがわからない

仕事がやっと終わって家に帰ると、いつも妻は不機嫌、妻のことが解らなくなってしまいますよね。

そこで、ちょっとママの毎日を想像してみて下さい。

  • 一日中黙々と赤ちゃんのお世話
  • 話しかけても一方的
  • 特に初めての子育ては慣れないから大変
  • ちょっとのことで壊れてしまいそうな赤ちゃんに対しての不安やプレッシャー
  • 夜の授乳で寝不足

お休みというものはなく、息抜きが全くと言っていいほどできないのです。

パパはというと、仕事から帰ってくると、夕飯を食べ、後はテレビを観てるか、好きな事をしてるか、赤ちゃんとちょっとだけ戯れて、寝たくなったら寝る。

パパからすると、「今まで通りに過ごしているだけなのに、なぜそんなにカリカリしてるの?ママが忙しそうなのは解っていても、母乳が出るわけでもない、赤ちゃんはママじゃなきゃダメだし。」

パパも、新しい家族との生活に慣れていないので、何をどうしていいか分からないのですよね。

そのうちに、だんだん会話も減っていき、普段会話ができないママにとっては、ますますストレスが溜まってきてしまいます。

 

では、どうすればママのストレスを軽減させることができるのでしょうか。

「育児しながらの家事は大変だね」

「寝不足で辛いのに、毎日早起きしてくれてありがとう」

など、労いの言葉を掛けてもらえたら、嬉しいと思いますよ。自分の子育ての大変さを理解してくれているんだと感じます。

それから、なるべく会話をするように心掛けて、休日には、簡単なご飯を用意してあげたり、片付け、風呂掃除など、ちょっとしたことでも協力すると、ママはとても助かると思います。

 

パパも仕事で疲れていて大変かもしれませんが、ママが精神的にキツイこの時期に、協力するかしないかで、その後長~い夫婦生活にも影響してくるのではないかと思います。

子育ての大変な時期を、夫婦で協力し合いながら、上手に乗り切れるといいですね。

 

子育ての大変さがわからないと言われる

「子供を持ったことがない人は、大変さがわからなくて、一人前じゃない!」

こんな声を耳にすることってありますよね。

こう言われてしまうと、結婚してない人や子供のいない人って、劣ってるの?と、疑問に思うことも。

 

実は、私も、そう言われ続けて育ってきました。

遅くに子供を授かったので、ずっと子供のいる人に対して、引け目を感じていました。

実際、子供との生活は、何もできない赤ちゃんを育てていくのですから、大変でないということはありませんが、親が言ってた程ではないかなあと思っています。

ただ、結婚、子育てを経て、昔の自分よりも成長したことがありました。

  • 自分の思い通りにいかないことが多くて、我慢強くなった。
  • 妥協したり、協力したりすることを覚えた。
  • 感謝と謝罪の言葉を口にするようになった。

この3つのことって、今までの自分になかったというだけで、子育ての経験がなくてもこれらを持ち合わせている人もいますよね。

思うに、自分の中での成長のことで、子供がいる、いないで線引きをしたり、人と比較したりすることとは違うのではないかと。

 

病気を患っている人、事件・事故に巻き込まれた人、結婚したいけどできない人、子供を授かることができなかった人、大切な人を失った人、死の恐怖と戦っている人…

生活していく中で、「結婚、子育て、家族」の構図が多く、クローズアップされがちですが、それ以外のところでも、いろいろな苦労や大変なことがあります。

どんな人にとっても、生きていくということは、大変なことです

 

生き方って、人それぞれだと思うんです

周りに惑わされないで、自信を持って、自分の人生を突き進んでいってほしいと思います。

大事なのは、どういう人生であろうと、前向きに必死で頑張って生きていくことではないでしょうか。

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