離乳食用の椅子で前のめりになるのはどうして?前のめりになりがちな時期の乗り切り方

離乳食用の椅子で前のめりになるのはどうして?前のめりになりがちな時期の乗り切り方 離乳食と椅子

離乳食がスタートするのは、生後5~6か月頃。

この時期、赤ちゃんを離乳食の椅子に座らせようと思っても、赤ちゃんの身体はまだまだ安定せず、どうしても前のめりになってしまいます。

そこで、今回の記事では、赤ちゃんが離乳食用の椅子に座った時の前のめりについてお伝えします。

赤ちゃんを離乳食用の椅子に座らせると前のめりになる

生後5~6か月頃になると、いよいよ離乳食が始まります。

この時期に使う離乳食用の椅子をどうしようかと悩むパパやママは多いと思います。

首すわりの時期からOKというベビーチェアでも、離乳食スタート時期の赤ちゃんを座らせると、前のめりになってしまう場合がありますね🤔

まだ腰の座っていない赤ちゃんが椅子に自力で座るのは、まだまだ不安定です。

 

そんな場合は、パパやママの膝の上で抱っこして食べさせてみるのもよいと思います。

赤ちゃんを膝に抱っこして身体を起こし、片手で(利き手じゃない方)背中をしっかりと支えます。

このとき、赤ちゃんの顔が見えるようにすると安心ですね。

離乳食を食べさせる時は、やや後傾気味にした姿勢だと食べ物を飲み込みやすくなります。

膝の上で抱っこする場合も、赤ちゃんの背中を少し後ろに傾ける姿勢にして食べさせてあげるとよいです。

ただし、赤ちゃんを寝せたまま食べさせないように注意しましょう。

 

また、リクライニング機能がついているバウンサーハイローチェアなどがあれば、そちらを活用すると楽に食べさせることができます。

これらのような椅子に座らせても、前のめりになってしまう場合は、丸めたタオルやクッションを置いて隙間を埋めるとお座りが安定すると思います。

離乳食を始めるサインの一つに「首がしっかりとすわって、支えてあげればお座りができる」とあります。

もし、あまりにもぐらつくようでしたら、まだ時期が早いということも考えられます。

バンボの椅子で離乳食を食べさせると前のめりになる

Bumbo バンボ マルチシート

バンボは、赤ちゃんの首がすわったらOKという画期的なベビーチェアです。

腰座り前の赤ちゃんでも正しい姿勢で座れるように設計してあり、不安定にならないように考えられた形状になっているので、お座りが上手にできない赤ちゃんにはピッタリの椅子だと思います。

〈バンボの特徴〉

  • 赤ちゃんが座ると、バンボカーブが背中とおしりを包み込み、さらに、おしりより脚まわりが高くなっていて、初めてのお座りをサポートしてくれます。
  • 赤ちゃんが座った重みで、椅子全体に包み込まれ、簡単に抜け出せない構造に。
  • 材質は、柔らかい上質のポリウレタンフォームを使用、軽くて持ち運びやすい、汚れてもサッとふき取ることができる優れものです。

こんな万能選手のバンボでも、赤ちゃんによっては、座らせると前のめりになってしまうこともあるようです。

いったい何が原因で前のめりになるのでしょうか?

まだ首がしっかりとすわっていない

前のめりになる原因の一つとして考えられるのは、まだ首がしっかりとすわっていない場合。

赤ちゃんがぐにゃっと前のめりになってしまう場合は、首がしっかりとすわるまで、バンボに座らせるのはもう少しだけ待ってみましょう。

長時間同じ姿勢を続けている

また、離乳食を食べてるうちに、赤ちゃんがだんだんと前のめりになってくる時もありますよね。

そんな場合は、離乳食を早めに切り上げたり、途中で抱っこして食べさせたりしましょう。

特に赤ちゃんが同じ場所で同じ姿勢をずっと続けるのは、赤ちゃんにとっても悪影響になります。

離乳食以外で赤ちゃんをバンボに座らせておくときには、前のめりの姿勢でい続けていないか、頻繁に注意して様子を見てあげてくださいね。

バンボの椅子を使用する際は「首がしっかりと座り始めたこと」や「長時間座らせ続けないこと」を守って、ご使用ください。

腰が座っているのに離乳食用の椅子で前のめりになる

腰が座って、離乳食以外では上手にお座りができる赤ちゃん、なぜか離乳食の時だけ前のめりになったり、横から身を乗り出そうとして、上手に食べられない場合があります。

そうなると、ママはイライラ、赤ちゃんは泣いてしまったりと、悪循環になってしまいますよね。

お座りがちゃんとできるのに、離乳食の時だけちゃんとお座りができなくて上手に食べられないという赤ちゃんは、たくさんいると思います。

赤ちゃんは、じっとしてるのが苦手な子もいますし、食べることより遊ぶことに興味がある子もいます。

 

また、自分で食べてみたい!と食べることに意欲的な子もいます。

離乳食は時間をかけ過ぎると、どうしても赤ちゃんはダレてしまいがちですので、15分などと時間を決めて食べさせるとよいかもしれません。

また、離乳食を食べさせる時は、赤ちゃんの見えるところにおもちゃを置かないようにしましょう。

赤ちゃんにフォークを持たせたり、手掴みで食べさせてみる(月齢によっては赤ちゃん用のお菓子など)のも効果がありますよ。

椅子にテーブルがついていたら活用するのもよいですね。

ちなみに肩ベルトの必要性ですが、その赤ちゃんにもよりますが、この時期は、セットしても暴れてしまったら効果がないかもしれないです。

それから、朝になったら目を覚ましてあげて1日のリズムをつくる、食事の時間をきちんと決めてメリハリをつける、なるべく身体を動かしてお腹を空かしてあげることなども大事ですね。

いずれにしても、この時期、泣いたり、暴れたり、動き回ったり、汚したりするのは仕方がないのかなと思います。

そうやって、だんだんと上手に食べられるようになっていくものなので、気長に考えましょうね。

声掛けをしながら、ママも赤ちゃんもなるべく楽しんで食べられるように心がけましょう。

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