家事や育児に協力してもらっていたら、今度は父親までイライラして育児ノイローゼのようになってしまった…一体どうすれば解決できるのでしょう?男女の違いに目を向けながら、その方法をお伝えしていきます。

 

父親も育児ノイローゼになる!?難しい現代の子育て

子どもが眠ってくれない。ご飯は食べないし、毎回ぐちゃぐちゃ。オムツを替えたり歯を磨いたりするだけでも嫌がる。泣き出すと手に負えない。毎日この調子だと、優しく子どもの相手をする気力がなくなってしまいますよね。

 

毎日の家事や育児、本当にお疲れ様です!そんな風に子どもとベッタリの生活を送っていると「自分ばかりが頑張っている」気がして、つい父親を責めるような口調になったり、愚痴ばかり言ってしまったり。よく分かります…ですが、気を付けてください。

 

「この人なら何を言っても大丈夫」と父親に頼りきっていると、父親まで育児ノイローゼになってしまうかも知れません。現代の子育ては、昔のように他人が口を挟んでこない反面、責任の多くが両親にのしかかってきます。育児は父親にとっても同じくらいプレッシャーを感じることなのです。

 

子どもが大きくなるにつれて集団での関わりが増えることからも分かるように、家庭の中で、両親だけで子どもを育てることは不可能です。育児の悩みは、無料の子育て相談や職場などで、積極的に聞いてもらいましょう。支援センターのお母さんや子育て中の友だちも、悩みをよく分かってくれます。

他の誰かに相談することで、片親だけ、あるいは両親だけでは気づけなかったことにも、気づけるようになります。出掛けるのが難しければ電話での相談でもいいですから、辛い気持ちを誰かに打ち明けましょう。

 

父親と母親、二人が持つ違いを受け入れる

夫婦と言えども、その価値観や考え方にはズレがあります。結婚後、交際時には気にも留めなかったことが気にかかる時期があったと思います。子どもを生み育てるとき、夫婦はまたそのズレに目を向けることになります。

 

女は妊娠中から、男は出産後から親になる

夫婦のズレの最たるものが、子どもとの一体感です。母親は子どもを妊娠したことが分かると、体にいくつもの変化が現れます。悪阻や体の重さなど、実際に子どもと体を共有して生活します。

この一体感のおかげで母親は子育てに強い充足感を得られますが、反面、子どもと自分を重ねすぎてしまったり、他人に子どもを渡したくないと思ったりすることもあります。

 

ところが父親は、子どもを体に宿すことがありません。ですから、自分の子どもだという実感を得るまでに、時間がかかることが多いようです。生まれてから、しばらくは可愛いけれど、どう接していいか分からないという人が多いでしょう。

 

仕事が忙しく、ほとんど子どもと一緒に居られないような家庭もありますから、この反応は仕方ない部分もあります。家事や育児に慣れるには、経験を積まなければなりません。ただ子どもとの一体感が薄いおかげで、父親は細かいことに拘らず、客観的な意見を出しやすいとも言えます。

 

父親と母親として、相手にどう関わればいい?

これから育っていく中で、子どもは様々な価値観に出会います。自分と異なる価値観にぶつかったとき、どうするか…喧嘩や仲直りの方法、男と女の考え方の違いなどを感じとる、いちばん身近な環境が、家庭です。

 

そう考えれば、自分の気持ちの伝え方も、今のままでは良くないと気づくはずです。感情をストレートにぶつけるばかりではなく、話し方を変えたり、手紙を使ったりと、気持ちが相手に伝わるように工夫しましょう。

 

また一般的に、男性は女性より感情を読み取ることが苦手です。父親が察するのを待っていては、ストレスが溜まるばかりです。気持ちは言葉にしなければ伝わらないことを忘れないでください。

 

もうイライラしたくない!夫婦二人で育児ノイローゼを解消する方法

 

①セックスをする

何をおいても、父親の元気を取り戻したいなら、セックスをすることです。妊娠中や産後に、恥ずかしさや不安、疲れなどから一時的にセックスを拒否する夫婦は多いですが、そのままでいるとレスになります。

 

母親と父親というのは二人の関係のひとつです。セックスをすることで夫婦としての絆も強まります。ただ、お互いの安心感や信頼感がなければ上手くいきません。セックスに関しても一方の気持ちを押し付けないようにしましょう。

 

②休息をとる

母親としては父親に子どもと関わってほしい気持ちがあるため、父親が休日に遅くまで起きてこなかったりすると、イライラしてしまいますね。自分も話したいことがあるし、子どもは寝ていてくれないですから。

 

ですが、そこは我慢して放っておいて、そのぶん父親が起きてからお願いを聞いてもらうのは、どうでしょうか。イライラの原因は睡眠不足だったということも多いものです。

 

父親があまり協力できないのを許すかわりに、部屋が散らかっていたり食事が簡単なものだったりするのを大目に見てもらうなど、二人で納得の行く答えを見つけましょう。

 

③趣味の時間を認める

平日は朝から晩まで仕事で、休日は家族を置いて趣味に出かけ、一日中帰ってこない…父親なのに独身気分でそこまで遊び回られては、残された家族は困ってしまいますね。ですが、旦那さんを育児ノイローゼにしないためには、趣味を奪うばかりではいけません!

 

趣味の時間は、父親を家庭のいざこざから逃避させてくれる役割を持っています。趣味があることで父親は精神の安定をはかり、母親が怒っても動じない強さを持ってくれます。また趣味を通じて、子どもの世界を広げてくれることもあります。

 

その趣味を奪い、母親と同じ環境に置かせてしまえば、父親が育児ノイローゼになるのも頷けます。逆に父親の趣味を認め、そのかわりに自分も自由な時間を持たせてもらうように説得してみましょう。

 

まとめ

夫婦は合わせ鏡だと言います。お互いの立場を理解して、片方が我慢する関係ではなく、二人ともが満足する関係を築いていけば、自然と育児ノイローゼからも解放されます。親も子も、ぶつかることはあっても、笑顔で過ごせる家庭になるといいですね!