赤ちゃんが成長して自分で動くようになってくると、おとなしく離乳食を食べてくれません。
食事中に脱走する赤ちゃんに困っているママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、離乳食で赤ちゃんが椅子から脱走してしまう理由と、その対処法についてお伝えしていきます。
赤ちゃんはなぜ離乳食中に椅子から脱走するの?
離乳食も慣れてきた頃になると、赤ちゃんの動きはますます活発に。
離乳食でもじっとせず、椅子から脱走したりと、ママを困らせてしまいますね(-.-)
「栄養は足りてる?」
「しつけの面では大丈夫?」
「せっかく頑張って作ったのに!」
こんなママの嘆き声が聞こえてきそうです。
赤ちゃんは、なぜ食事中に脱走してしまうのでしょうか。
赤ちゃんが食事中に脱走してしまう理由として一番多いのは、お腹が空いていないということです。
また、他のことに興味を惹かれて、そちらが気になって脱走するケースも多いと思います。
さらに、飽きてしまったり、座っているのが疲れてしまったりすることも。
とにかく赤ちゃんはじっとしているのが嫌なので、食事中にあちこちに興味が移ってしまうのは仕方がないのかもしれません。
そんな赤ちゃんを座って食べるように仕向けるのは大変なことですね。
なるべく座って食べる習慣が身に着くように、騙しながら、おだてながら、根気強く繰り返し言い聞かせてあげましょう。
離乳食中に椅子から脱走する赤ちゃんの対処法は?
ママが一生懸命作った離乳食をそっちのけで椅子から脱走してしまう赤ちゃん。
そんな赤ちゃんには、どんな対処法があるのでしょうか。
お腹が空いていない
ママが思ってるほど、赤ちゃんはお腹が空いていないのかもしれません。
お散歩に出かけたり、遊んだりして、身体を十分に動かしてあげましょう。
生活のリズムを整えることも大切ですので、朝はきちんと起こしてあげるなどメリハリをつけて。
また、授乳やおやつのあげ方にも注意したいですね。
食事以外のことが気になる
食事中に、赤ちゃんの目に付くところにおもちゃなどがあったり、テレビがついていたりすると、赤ちゃんは気になって、おとなしく座っていないかもしれないですね。
食事中にテレビはつけない、おもちゃは赤ちゃんの見えない場所に隠すようにしましょう。
また、ママが立ったり座ったりしていると、赤ちゃんは落ち着かない雰囲気を感じとって気が散ってしまいますので、ママ自身も落ち着いた態度で接しましょう。
食事がつまらない
めったやたらに動きたい赤ちゃんは、とにかくじっとしているのが苦手です。
食事中に椅子にじっとして座っているのがイヤなんですよね。
赤ちゃんに、スプーンやフォーク、小さくした赤ちゃんせんべいなどを持たせたり、グチャグチャにされてもいい食べ物を赤ちゃんのテーブルに置いたりして、そのすきに赤ちゃんのお口に入れる方法も。
お人形やぬいぐるみと一緒に食べたり、腹話術をしながらというのもよいアイディアですね。
お友達などと一緒に食事をしたり、キャラクターの食事の場面の動画を見せたりしても、刺激されて座って食べてくれるかもしれないです。
また、家族やママと一緒に食卓を囲んで楽しく食べるのは、とても効果的だと思います。
一緒にテーブルを囲むと、赤ちゃんも一緒の目線になるのが嬉しいみたいですよ。
赤ちゃんが座って食べられたら、その都度、たくさん褒めてあげて。
椅子に座って食べるように根気強く促す、できたらたくさん褒めてあげるを、繰り返すことで、赤ちゃんも徐々にわかってきてくれると思います。
それでもやっぱり脱走する赤ちゃんへのさらなる対応
前章のような涙ぐましい努力をしてママが頑張っても、赤ちゃんが椅子から脱走することは多々あると思うんです。
脱走するのを追いかけてまで食べさせるのは逆効果です。
ママが遊んでくれると勘違いしてしまうらしいんです。
いろいろ試してみて、それでも脱走してしまう時は、究極の方法をとってみましょう。
それは、いたってシンプル!!
食事中に脱走したら、「ごちそうさま」をして、食事を下げて、もう食事は終わりだよとアピールしましょう。
その後の授乳は、無理して飲ませることはないかと思います。
1歳前後以上の赤ちゃんは、卒乳に向かうのであれば、むしろ、飲まないなら飲ませない方がよいと思います。
食事中に脱走されないようにする究極の方法をまとめました。
- 食事が始まる時には、お食事用エプロンをつけて、椅子に座らせて、「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをして、楽しく食事をする。
- そして、脱走したらご飯は終了、片付ける。
- ちゃんと座って食べられた時にはたくさん褒める。
これらを繰り返ししていることで、赤ちゃんの方でも学習してくれて、だんだんと食事中に脱走はしなくなると思います。
外に行って食べるときに困ってしまわないように、ここでしっかりと椅子に座って食べることを言い聞かせてあげましょう。
離乳食は、作るのもしつけるのも、子育ての中でも根気がいることです。
ママだって、イライラしてしまいますよね。
私もそうでした(笑)
でも、めっちゃ大変な時期=めっちゃ可愛い時期は、あっという間。
なるべく楽しく乗り切ってくれればいいな…と、願っています。